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2025/07/13

2025.7.13 【研究メモ】AsiaTEFLにおけるコーパス関係発表の概要

以下、概要集からの簡単なメモです。


AI in the L2 Classroom: A Corpus-Based Comparison of Chat GPT Supported and Traditional Undergraduate Writing.

Nur Baiti binti Ismail Shauki

・ESL/EFLの上級学習者=複雑な構文構造や高度な語彙の適用でエラー

・初級者=基本的な文法原則や基本的な語彙でエラー

・AIツールはエラーの多くを検出。カスタマイズされたフィードバックの提供も。


Corpus-based Writing Pedagogy of Quality Education

Professor Shuo Zhao

・オンライン作文プラットフォームPigai Writing Systemのデータ分析

・学生がオンラインコーパスを用いて自分の作文を自分で修正する反転授業→効果あり

・教員はオンラインコーパスのデータから共通のエラーを抽出し、指導の効率化を図れる。


Exploring Linguistic Features of Baking English: Insights from a Specialized Corpus Study

Yoonjung Jung

・Baking English Corpus (BEC) 「焼き物料理レシピ英語コーパス」

・1,027のキーワードと2,376の特徴的語彙束を特定(4割がGSL+AWLになし)

・特徴的語彙束は、事前処理された材料、動詞句、説明句、指示、機器詳細の5タイプ。簡潔で反復的な語彙束使用。

・文化的要因による語彙の違いも(例:kosher[ユダヤの教えに従って事前処理された]は米のみ、度量衡の違いなど)


Developing a Specialized Vocabulary List for Novice Researchers in

Corpus and Collocation Studies

Dr. Taeko Koya

・ESP学修を始める学部生・大学院生用の専門用語リストの開発

・コーパス/コロケーション研究分野の学術論文の本文を集めて50万語のコーパス構築

・体系的に開発された語彙リストは語彙学習を促進

 

Rhetorical Move-Step Analysis of Argumentative Essays by Chinese EFL Undergraduate Students

Dr. Hongjian Liu

・中国人大学生作文(30本)における修辞機能ムーブの分析

・Hyland(1990)の枠組み

・大半の学生がHylandモデルを論説文の構成に活用

・5つの必須ムーブ、3つの慣用ムーブ、1つの任意ムーブ、および枠組み外のブームが見つかった


From Corpus to Classroom: Developing Aviation English Teaching Materials Based on Maintenance Documentation Analysis

Ms Wang, Amber Wanwen/ Prof. Friginal, Eric

・世界の航空機メンテナンス技術者の約80%がNNS。正確な英語で報告書作成が必須。

・コーパス言語学分析と介入実験を組み合わせた混合手法

・ボーイング737、747、757、767、777、および787シリーズの整備書を集めた2700万語コーパスをBiberの(1988)の多次元分析(MDA)で処理

・文法タイプ、構文構造、語彙パターンを体系的に分析

・1) 談話構造を工夫して指示詞・代名詞を避ける、2) 標準化された用語使用、語彙の正確さ、3) 具体化のための構文簡素化、4) 機体整備固有の句構造

・知見に基づいて作成された英文作成マニュアルをアジアの整備工場の技術者研修(3日)で実際に使用。従来の研修よりも技術文書作成スキルが向上。


A corpus-based exploration of academic vocabulary misuse in first-year undergraduate writing

Asst. Prof. Edsoulla Chung/ Mr. Aaron Wan

・335人の大学1年生作文における学術語彙使用度(AntWordProfiler使用)と作文の質の評価(採点者2名)

・多かった誤りはコロケーション>誤解>品詞>名詞の数・・・・・>接辞・スペル

・重回帰分析で、誤解・文体混乱・品詞エラー・コロケーションエラーが作文の質に負の影響

・学術目的英語(EAP)の指導が必要


 

Clarifying descriptions of lexico-grammar usage in assessment rubrics: A multidimensional analysis of university student writing

Asst. Prof. Lan Ge

・香港の大学の必修英語クラスにおける学生作文評価基準の精緻化の必要性

・科学、工学、ビジネス、人文科学の学生作文コーパスを分析

・Biber Tagger、TAASSCにより、222の語彙・文法的特徴を抽出

・統計処理により、[1] 個人叙述 vs.情報密度の高い要約;[2] 文脈に基づく相互作用的説得vs. 圧縮された手続き的記述;[3] 人間中心の具体的な行動vs. 抽象的な概念的記述;[4] 提案された将来の行動 vs.完了した出来事、の4次元抽出

・現在の作文評価ルーブリックにある「語彙・文法の適切性」の操作的定義を可能に


Linguistic Complexity in University Textbooks in Hong Kong: A Corpus-Based Analysis of Individual Lexico-Grammatical Features

Ms. Jie YANG

・香港の大学のEMIコースの生物学、化学、計算機数学、物理学の教科書使用語彙調査

・分野間で属格形容詞などの頻度に顕著な違い


Surprise as a knowledge emotion in research articles: Variation across disciplines, genders, geo-academic locations and time

Dr. QIAN WANG

・研究論文(640h本、400万語)で驚きマーカーがどのように使用されているか

・学問分野(応用言語学、歴史学、生物学、機械工学)、性別(男性 vs. 女性)、地域(中心 vs. 周辺)、出版時期(1985-1989 vs. 2015-2019)の因子影響

・16人の分野専門家にインタビュー

・驚きマーカーの使用に明確なパターン


A content analysis of the self-branding strategies of 900 online language tutors.

Nate Ming Curran

・オンラインチューティングプラットフォーム(OTPs)で英語を学ぶ学生が増える

・チューターの公開する個人プロフィールでは自己ブランディングが重要

・OTP上の900件のチュータープロフィールコーパスにコーディング

・本物のネイティブ感;専門資格と経験;同じ言語学習者としての背景;柔軟で楽しいレッスン;伝統的な教室型アプローチ;コスモポリタンなクールさの6要素を抽出

・自己ブランディング戦略、性別、専門資格、指導言語、およびレッスン料金の関係分析



A Corpus-Based Exploration of Virtual Linguistic Landscape Across BASC’s Social Media Platforms

Dr. Maria Arjie Domingo

・フィリピンBulacan州の公立農業大(BASC)の15機関のFacebook投稿1,200件を分析

・フィリピン語は学生支援課などの非公式なやり取り(学生向けコンテンツの72%)で優勢

・英語は研究課と国際課による正確性を重視した研究関連投稿(85%)と政策コミュニケーションで優位

・コードスイッチングがエンゲージメント戦略を果たす(英語による行政指示と現地語によるコミュニティ形成メッセージの組み合わせ)

・英語使用は英語の苦手な学生を周縁化する危険も

・さらに地域言語(カパパンガン語)の欠如はローカルなエンゲージメントの機会損失を示す

・デジタル教育空間における意図的な多言語設計の必要性を示唆

・今後トランズランゲージング戦略(例:GIF/絵文字とバイリンガルテキストの統合の採用検討も


The Importance of Pronunciation Teaching for Adult L2 Learners’ Listening and Speaking Skills

Ms. SongI Chae Professor Isaiah WonHo Yoo

・My grandfather is aliveと My grandfather is livingの差異を分析

・「alive」は接続動詞に続く非属格的述語形容詞で存在状態を示す

・「living」は述語的形容詞と属格的形容詞の両方の機能を持ち、単なる存在を超えた活動や活力を含む進行中のプロセスや状態を暗示

・COCAのコンコーダンス行とコロケーションパターンを分析することで2語の差異を考察


“Gender” in English Political News in Thailand: A Keyword and Collocational Analysis of LGBT

Mr. Thayakorn Klomkaew

・2020年から2024年に発行されたPrachathaiとBangkok Postの英語記事における「gender」という用語の使用を分析

・コーパス支援型談話分析

・キーワード分析とコロケーション分析と定性的テーマ分析の混合

・「ジェンダー平等」、「アイデンティティ」、「承認」、「マーカー」、「中立性」といったテーマ

・LGBT支援の進展と、差別や否定的な表現といった継続的な課題の両方を示す


L1 Effect in L2 Speeches: A Learner Corpus Approach

Professor Shin'ichiro Ishikawa

・L1の語彙文法が英語と遠いアジア学習者の産出におけるL1影響の程度は不明

・Ishikawa(2025)の作文分析を拡張して発話を分析

・表層(単語)、深層(語彙文法的特徴)の二段階分析の結果、明白なL1影響は確認されず


Pragmatics of Explicit Apology Expressions in American English Corpus: Enhancing Chinese High School English Textbooks

Ms. Xuanmeng Lyu

・中国の高校で使われる英語教科書の内容を語用論的に改善する必要性

・教科書に出てくる謝罪表現はSorry. I’m sorry. I’m so sorryのみ。

・MICASEでは謝罪表現としてexcuse、apologise、pardon、afraid、faultが多用されるが、forgiveとregretは会話では使用されず単一対話文のみ


Exploring the use of hedging phrases in the academic writing of Japanese EFL learners

Mr. Matthew Coomber

・日本人英語学習者作文と母語話者英語コーパスで、I think、it is said、appear/seemの使用を比較

・学習者はI thinkとit is saidを過剰使用(10.8倍~15.3倍)


Corpus-Based Analysis of Tense and Aspect in Arabic ESL Learners' Writing: Instructional Implications

Dr. Yilmin Koo

・アラビア語母語のESL学習者(4レベル)の学術作文における形態論的時制(現在/過去)と相(単純/完了/進行)の使用をLongman Spoken and Written English Corpus(論文)と比較

・進行形以外、すべての時制と相のタイプにおいて有意差

・習熟度レベルの差は有意だがレベル2と3、レベル3と4の間では差がない

・高習熟度学習者はLSWEコーパスのパタンに接近

・アラビア語母語の学習者は過去形よりも現在形を好み、単純相よりも完了相や進行相を好む


 

2025/01/14

2025.1.14 研究メモ:秀丸で数万行分を選んで切り出す方法

ICNALE WEのタグ付きデータは、現状、all_taggedの巨大ファイルだが、元ファイルごとに切り出すこととになり、作業のための手法を調べる。

1)秀丸開く

2)Ctrl+G 開始行数(1)と指定

3)shift+F6

4)Ctrl+Gで終了行数+1を指定(100行目まで指定したいなら101)


☛ 手作業で数万行も指定していると日が暮れるが、これだと簡単!


 

2024/12/12

2024.12.12 研究メモ:HADのクラスタ分析の変数分類の距離計算は2-2rでなくユークリッド

統計の本を書いていて、上記に気づきましたのでメモ。

HADでの分類

A:元データ

B:上記に対してケース分類(★ユークリッド)

C:元データを行列転換

D:上記に対して変数分類(※Bと同じになる☛同じユークリッド)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エクセル統計での分類

B':元データに対してケース分類
(見え方は違うが、上記のB&Dと、分類自体は一緒☛同じユークリッド)

D':行列転換データに対して変数分類
(sqrt(2-2r)で距離を定義するので、ここだけ根本的に組み合わせが変わる)


結論:HADのクラスタ分析
1)行列転換しても結果は同じ
2)個体データ間の距離計算はユークリッドで固定


 

2024/11/04

2024.11.4 中国政府国家社会科学基金若手プログラム研究費での採択

石川が海外アドバイザーを務める下記の研究課題が採択されました。


石川はコーパス技術を用いて、外交ディスコースの批判的談話分析の実践をサポートする予定です。

なお、同プログラムでの言語系の採択課題(邦訳)の一例です。日本の研究と似たものもあれば、中国独自のものもありそうです。

言語学 日本所蔵の貴重な中国明清歌劇文学の言語テクストに関する研究
言語学 「形態論-情緒モード」の観点からの中日外交談話に関する比較研究
言語学 中国語日本語学習者の音声知能評価と学習促進メカニズムに関する研究
言語学:敦煌における中国遺跡の収集・整理とロシア語翻訳に関する研究
言語学:中国伝統的修道教典のロシア語翻訳と普及に関する研究
言語学:中国主流メディアによるロシア語ニュースの翻訳と伝達に関する研究
言語学 数学的知性の文脈におけるロシア語-中国語産業 工学対訳シソーラスの構築と応用
言語学 中国語-ロシア語アンチセンス共起構築ネットワ ークの多面的相互作用メカニズムに関する比較研究
言語学 多言語コーパスに基づく言語形態論の進化法則に関する比較研究
言語学 談話構築の観点から見た学際的談話ポリフォニーに関する研究
言語学 ビッグ・ランゲージ・モデルに基づく学術談話の機能的・形式的マッピングに関する研究
言語学 英語・中国語の認知と対象性の比較研究
言語学 中国語-英語児童の否定節の意味論的-語用論的インターフェイスに関する研究
言語学 国家安全保障の全体概念の観点からの文化安全保障と中国文化翻訳の安全保障に関する研究
言語学 過去時複合コーパスに基づく中国科学翻訳 100 年の歴史に関する研究 (1915-2023)
言語学 清末期中外科学技術翻訳史と中国近代科学言説に関する研究
言語学 中国近代翻訳と天文言説体系の構築に関する研究
言語学 漢方四書中英並行コーパスの構築とその応用に関する研究
言語学 ドイツ語圏における『易経』百年の翻訳と普及に関する研究
言語学 英文翻訳された古代逃亡文学の修辞叙述に関する研究
言語学 社会ネットワークから見た老女作品の英訳と普及に関する研究
言語学 近代中国における「戯曲翻訳家」の演劇翻訳と舞台上演の融合に関する研究
言語学 翻訳主体の知性を背景とした機械翻訳の言語に関する研究
言語学 翻訳主体の知性を背景とした機械翻訳の品詞特性に関する研究
言語学 高度通訳人材育成のための通訳ブロックの処理メカニズムに関する研究 ほか
※DeepL.com(無料版)で翻訳


2024/07/18

2024.7.18 中国ビザ申請

9月の中国での学会講演のため、ビザ申請(大阪心斎橋)に行きました。昨年も今頃行きましたので、丸1年ぶりです。

前回との違いを中心に覚え書き程度で

1) 申請の事前予約は不要。直接行く。(日・時間帯にもよるが)待ち時間はさほど長くなく、今回はすべてあわせて1時間未満。

2)前回同様、以前に学会で行ったトルコへの渡航が問題になる(係官はパスポートのすべてのページを調べてこちらから言わずとも必ず見つける)。昨年度同様、学会パンフのコピー(発表者として名前が入っているもの)を提出し、宣誓書にサインする。該当者は書類の事前準備をお忘れなく。(さもなくば却下になる)

3)学会参加(かつ講演などの仕事をする)の場合、F(交流)かL(観光)かM(商務)か、が曖昧。Fで行くには、先方の招聘状(先方の個人情報のあるもの。たんなる学会の採択通知ではだめ)が必要。この判断は、最終的には、窓口に委ねる。その意味で、たとえばFで申請書を書いたけれど窓口で口頭で種別変更するのは問題ない。

4)今回は、9月学会、10月学会、2つ続くのでFのダブルで申請希望だったが、9月のほうは航空券+ホテル予約+個人名での招聘書が完備していたものの、10月は航空券+ホテル+学会からの個人名なしの招聘書だったため、窓口ではFで受理されたものの、後で電話がかかってきてLに変更になった。

5)本当はマルチ(複数回渡航可)を希望していたが、マルチはMのみとのこと。


以上です。予約を取ること自体が試練だった昨年に比べると格段に楽になりましたが(さらには、申請書の項目が体感で1/2ぐらいに減っている)、それでも面倒ではあります。私は京都から大阪なので、あまりそこは苦になりませんが、遠方の方は大変でしょう。



2024/03/04

2024.3.4 (研究メモ)NiniのMAT(Multidimensional Analysis Tagger)プログラムにおけるTTRの設定について

サンプルファイル

ICNALE_WE_CHN_PTJ0_001_B1_1 


1)Antconcでの語数確認

調整なしTTR=134/272=49.2%


2) MATでTTR基準272でやってみる

ぴったり272で処理


3) MATのカウント結果

トークン語数はおそらく句読点などの処理の関係で10語減っているが、
TTRは137のまま。
☛ MATのTTRは比率値ではなく、実際にはタイプ数

4) MATでTTR基準を思い切って10にしてみる(この場合、最初の10語だけを数えるのか?)

TTRは10となった。

ちなみに該当10語はこちら。Now many parents and teachers disagree that college students have。重複はないのでトークンもタイプも10。


5) MATでTTR基準を実際の272語より長い400語にしてみる。

137のまま。


結論
1)TTRは誤解のあるかきかたで、「別途指定したサンプル長におけるタイプ数」というのが正しい

2)MATが聞いている「TTR指定」というのは、タイプ(異なり語数)を数えるための、テキスト冒頭からの分析対象長の指定、と理解したほうがよい。

3)たとえば、100語、1000語、1万語のテキストを同時分析する場合であれば、最小の100語にそろえておくのが正解。もし1万語に設定すると、100語や1000語ファイルは基本条件で圧倒的に不利になってしまう。しかも基準値は出力のエクセルに記録されないので、分析者もチェックの手段がなくなる。ただし、100語に設定した場合、たとえば500人の作文をマージした群データなどを見ているのであれば、冒頭の1人目の作文(の一部)しか見ていないことになる。



2024/01/22

2024.1.22 作業メモ:kindleに購入済みのデータがダウンロード&登録できない問題

サポートと1時間以上苦戦してようやく原因を特定できました。


◎症状:購入済みの本をkindleにダウンロードしようとすると、保留→ダウンロードと出てプログレスバーが表示されるが、右端の「縦書き・・・」で<本を開く>を押そうとしてもグレーアウトされて押せない。さらに右端下にはDL登録成功するとと出るはずの「✓」マークが出ず、「!」のまま。「!」を押すとボタンが「X」になって再度DLを試みるが同じ状態。

◎原因:kindleのデータのダウンロード保管場所がなぜかMSのone driveになっていた

◎解決方法:

1)kindle開く

2) ツール<オプション<コンテンツ<DL先を変更(Cドライブなどに)

3)ツール<登録<登録解除<(警告でるが問題ないので)<解除

4)再度kindleたちあげ

5)ツール<登録<アカウント入れて再度登録しなおす

6)kindleに本の表紙が一覧表示

7)ダブルクリック→無事にダウンロード&登録が完了


自分メモとして。



2023/09/23

2023.9.23 東京~早稲田(自分メモ)

東京駅~東西線大手町駅間の合理的な乗り換えのためのメモ
※エキスパートでは乗り換え用に十数分の間隔をとっているが、下記なら6分ぐらいでOK

東京~大手町(※実測5~6分)
1)品川を出たあたりで、先頭車(16号)まで移動
2)「日本橋改札口」から出る
3)改札を出たら左に進み駅ビルを出る
4)サピアタワーの前の歩道を道なりに進んでB7から地下に潜る OR サピアタワーに入り、正面奥まで行ってサピアタワー乗り換え口から地下に潜る
5)地下に潜ると向かって左に進む
6)東西線大手町駅到着
7)早稲田駅まで移動


早稲田~大手町(※実測5~6分)
1)東西線のプラットフォームに入り、一番逆側まで(先頭1号車、西船橋より)移動し、1号車に乗る
2)進行方向の端にある階段を上り東改札(B3-B10)を出て左(B6-B10方面)に進む
3)地下街を歩き、進行方向右手にあるB7もしくはサピアタワー乗り換え口に入る
4)サピアタワーから東京駅に入る
5)入るとすぐ「日本橋改札口」がある



2023/09/07

2023.9.6 (メモ)研究目的での中国入国ビザ取得について

はじめに
 今回、中国の大学での集中講義担当に伴う中国入国ビザの申請については、周囲に経験者がおらず、かつ業者委託もできなかったため、すべての作業を一人でやることになりました。その際、必要な情報のほぼすべてを、ネットに浮かんでいた過去の体験者の報告から得ました。ずっと不安であった中で、そうした過去の記録に大いに助けられました。ありがとうございます。
 恩返しにもなりませんが、標記の件について、後の人のためにメモを残します。下記の記録は2023年7~9月のものです。ルールは非常に頻繁に変更されますし、詳細は係官・領事官の個別判断による部分もありますので、内容をそのまま鵜呑みにされず、必ず、各自において最新情報をご確認ください。


経緯
2023/6/11
 ビザ申請の前に先に航空券を購入。座席番号まで決まっていないとだめ、というネットの書き込みがあったので、コールセンターにTelを入れ、座席を確定(※ただし、座席確定が必須だったかどうかは不明)。このころ、中国ビザの申請に非常に時間がかかることがネット騒がれ始めていたので、すぐにビザ手続きを始めたかったものの、肝心の招聘状がなかなか届かない。

2023/7/1
 ようやく先方の学内手続きを経て招聘状が届き(メール添付ファイルで)、ビザ取得のための手続きを開始する。代行業者に頼むことも考えたが、コンタクトした業者は「業務」のMビザしか扱わないとのこと。研究者の訪問は「交流」のFビザと考えたため、自分で手続きすることに(※ただし、最終的には、ビザセンターのほうでMビザに修正されたので、今から思えば業者委託でもよかったかもしれない)。記入事項が多いのでその都度確認しながら進める。何語で書くかが問題で、ネットには英語での記載例と日本語での記載例がともにあった。今回は、全部英語で記入したが、問題なく受理された。


2023/7/5
 送付されてきた招聘状を改めて読んでいると、交流ビザでよいのか、業務ビザか、あるいは就業ビザか不安になってきて、ビザセンターにオンラインで質問を送る。ビザセンター(厳密には東京センターだった)より、交流Fビザで、との返答。ビザセンターのオンライン質問に対する回答は非常に早いが(通例24時間以内)、内容によっては返事がなく無視される。今回の場合、渡航目的を示してビザタイプを尋ねる質問には即時の回答、予約日を早められる方法はないか・・・的な質問は無視だった。(※結果的に、東京センターの回答と大阪センターの判断は一致していなかった。下記参照)

2023/7/7
 ようやくオンライン申請を完了。すぐにも本申請をしたかったのだが、この段階で、本申請(ビザセンターに出向き、書類チェック&指紋の押捺)の予約が取れる一番早い日が2か月先の9月1日だった。それだと9/10の出国日まで1週間ほどしかなく、非常に不安に。あわせて、オンライン質問で同行する配偶者のビザタイプを訪ねる。観光ビザで、とのこと。

2023/8/30-31
 本申請を控え、申請のための最終準備。必要書類に漏れがないか再度チェックし、必要になるかもしれない各種申請書(古いパスポートを処分した申請など)を作成。また、提出用のプリント写真のため、改めて写真を取り直してコンビニでプリントアウト。

2023/9/1 午前
 なぜか、オンライン申請時の写真と、本申請で提出する印刷写真は違うものでよいと思いこんでいたのだが、念のためにネットのビザ申請経験者の記録などを読み返していたところ、<すでにオンライン申請済みの写真と同じ写真を印刷して提出>することを知り、あわてて元ファイルを探し出して加工して印刷。ただ、オンライン申請時の写真は、深く考えず、適当にスマホで撮っただけのものだったので、前髪が長い、耳が出ていないなど、経験者談でタブーとされている要素が多く、センターで撮り直しを指示されるだろうと覚悟を決める。

2023/9/1 午後
 予約の時間は1430-1500で、10分前に到着を、との記載。1400ごろに心斎橋のビザセンターに到着(駅降りて御堂筋をまっすぐ進む。Wホテルが右前方に見えたらその手間で左折)。早すぎたかと思ったが、そのまま受け付けてくれる。小さい番号札をもらって銀行のように窓口の前で待つ(ネットには暑い中立って待たされた、的な記載もあったが、大阪センターに関しては、冷房の効いた部屋で椅子に座って待てた)。対応ブースはたしか6つだったが、うち係員が入っているのが3ブースほど。そのほかの1つは受け取り専用ブース。    
 待ち時間25分ぐらいで呼ばれる。夫婦2名でも申請処理は別々。係員は親切で、書類を丁寧にチェックしながら、当方の書き間違えなどがあれば、その場でこちらに聞いて確認し、むこうで修正してくれる。その際、招聘状を見ながら現地での業務内容について質問があり、大学院生への授業だと答えると、「交流ビザではなく業務ビザ(FでなくM)ですね」とのこと。一瞬、それだと余分の書類が必要で間に合わなくなるのでは・・・と不安になったが、交流ビザと業務ビザの必要書類は同じで胸をなでおろす。念のため、ビザセンターに送った質問と回答のコピー(持参していた)を見せたが、「それは東京センターのものですね。ここは大阪なので」という返答。。。ただ、申請書類に関してこうした大きな変更(や誤り)があっても基本的にはその場で口頭で確認して向こうが直してくれる方式であった。
 心配していた写真についてはすんなりそのまま受理され、コンビニプリントした写真(2枚つながりで出てくる)を提出すると、先方ではさみで切って貼ってくれる。ネット情報ではミリ単位で細かく切っておかないと・・・とあったがそのようなことは今回はなかった。
 その後、パスポートチェックのときに、トルコに行ったことはないかと聞かれ、学会での渡航歴があることを思い出して伝えると、「5年より前ならいいんですが・・・」とのこと。パスポートを調べると、渡航日が2018年9月でぎりぎり5年にかかっていた。急に対応が変わり、これだとビザが出せないのでトルコへの渡航目的を証明する書類を出してください、その書類はいつ手に入りますか・・・と聞かれる。
 トルコの学会は1回きりのもので、主催者と連絡してもつながらないのは目に見えていたので焦る。勤務先の大学の証明でもよいかと尋ねると、「いつ入手できるか」今ここで聞いてくださいという指示があり、大学に急いでメールを送る。
 慌てふためきつつバタバタしているうちに、持参していた仕事用のパソコンに、当該の学会のプログラムがたまたま保存されていたことを思い出し、それをパソコンの画面で見せると、これを印刷して提出せよとのこと。いったんブースを離れ(この間、係員は次の申請者を呼び入れるが、印刷が終わったらその人の横で立って待っていてくださいとの指示)、USBに学会のプログラム(表紙と概要と自分の名前の入っているところ)をいれて、センターの部屋の後ろにあるパソコンで印刷して提出(印刷した紙は自分で取れるのではなく、直接係官席のほうに出力される。後で印刷料金を請求される。1枚50円だったか?)。あわせて別途の申請用紙(問題のある国に渡航した日付、目的、誓約を書く。この紙は簡単な書式でその場でくれる)に記入して提出する。最後に指紋押捺まで進む(これは座っていると指が垂直にガラスに当たらず、取り直しになる。立ち上がって指をあてると比較的うまくいく)。
 ここまで終わると、受け取り日(審査作業は3日と聞いていたが、申請日が金曜午後だったので、受け取り日は翌週水曜の0930以降とのこと)と費用を書いた紙をくれて受付が終わる。「何かあれば電話します」とのこと。センターを出たのは、入ってから約1時間後だった。ネットでは3時間とか4時間などの書き込みもあったが、今回はトラブルがあった割には早かったと思える。

2023/9/1 夜
 夕方帰宅したころ、センターから電話が入る。ビザの期間を90日と申請していたが、渡航が14日なので30日しか出せないとのこと。それでいいですよ、と返事。配偶者も同じように90日で書いていたが、センターで向こうがその場で修正してくれたと言っていた。。。

2023/9/3
 受け取りは本人でなくてもよいので、水曜、配偶者が自分のものとまとめてとってきてくれる。費用は1人8,500円。結局ビザを受領できたのは9月6日。出国の飛行機は9月10日だったので、3日前、本当に薄氷のような感じだった。
 7月以降、どんどん中国での仕事の詳細な予定が入ってくるのに、本当にいけるのかどうかわからず、ビザが取れずにドタキャンになって迷惑を掛けたら・・・と考えてしまい、本当に胃が痛い2か月間だった。

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これから中国ビザを申請なさる研究者の方へ
(※私の経験した範囲です。頻繁に変更があるので、最新情報を必ずご自身でご確認を)


1. まずビザセンターの予約状況を知る
1)訪問したいビザセンターのサイト(たとえば、大阪)にアクセス。
2)高速リンク<査証<個人予約(申請)と進む
3)必要事項を一切記入しないで、その下のパズル認証だけを行う(ジグソーパズルのピースを当てはまる場所までスライドして移動させる)

→マークを右の同形の枠のところまでスライド

4)すると今申請した場合にいつ予約が取れるかがわかる。
※9月7日朝9時の時点の大阪センターの状況
最短で、6週間後の10月23日。

私の場合は、7月7日にオンライン申請完了して予約が取れたのが9月1日だったので約7週間後。現在は6週間後なのでやや状況は改善されているかもしれない。いずれにしても1か月半~2か月はかかる、という前提で準備が必要。思い立ってすぐ、はどう考えても不可。

2. 飛行機、ホテルを先にとる(※観光ビザの同行者がいる場合)
 交流Fビザ、業務Mビザの場合、航空券宿泊予約の提出は必須ではないが、たとえば同伴家族がいる場合などは、(たとえ帯同が目的で観光の予定がなくても)観光Lビザになるためこれらが必要に。


3. ビザのタイプを確認する
 中国大使館には、目的別にビザ種別が説明されているが、たとえば客員教員として集中講義をするという場合、学術交流(F)でもあり、会社(この場合は大学)から派遣されてビジネスを行う業務(M)でもあり、就労(Z)のようにも見える。この点、招聘元とビザセンターに事前に確認を取ることが必要。なお、当然ながらZだと必要書類が段違いに増える。

4. 写真を撮る
 1.で予約状況を見ると猛烈に焦り始めるので、適当な写真を使ってともかくオンライン申請を先に進めてしまいたくなるが(最初に写真をアップロードしないと申請が始められない)、本申請の場で撮り直しとならないよう、最初の段階で正しい写真を撮るほうがよい。オンライン申請時にも、最低限の自動チェックがかかっているようだが(明らかに規定違反の写真ファイルはアップロード時に自動ではねられる)、大使館のいう全条件を必ずしも満たしていない写真でもオンラインではOKになることもある。よく言われているポイントは、眼鏡を使っている人は外す、髪が長い人はピンなどでとめて耳を出す、前髪をあげて額を出す、など。
 厳密な条件を満たすため、写真館で中国ビザ専用の写真を撮る人も多いようだが(2~3千円)、条件を満たしていればスマホ写真でも構わない。ただし、全体サイズ、顔のサイズ、位置、などについては、大使館条件に揃える必要がある。この目的で私が使ったのは、FreeDPEというサイト(600円で1週間限定使い放題)。スマホ写真撮影→暗かったので画像加工ソフトで明るめに修正→FreeDPEにアップロードして顔の位置・角度・サイズなどを規定にあうよう修正→写真全体を中国ビザのサイズに修正→処理後のデータをDL(オンライン申請時に使える)→コンビニ写真印刷機用のコードを出力→コンビニ(ローソンかファミマ。セブンは対応外の模様)で写真印刷(30円)。この場合、費用は630円で済む。

5. オンライン申請を行う
 多くの人がネットで書いておられるように、細かいことを多数聞かれる(たとえば親の年齢や状況など)ので、相当に時間がかかる。すんなりいって2時間程度か。申請フォームの表示言語は日本語・英語表示に対応しているが、日本語表示だとしばしば意味不明の質問が出てくる。英語のほうがおそらく正確なので、最初からすべて英語版で進めるほうがよさそう。ネットの入力見本には日本語のもの、英語のものが、項目により混在しているが、全部英語でもとくにおとがめはなかった。

6. 最終的には当日修正が可能
 厳しいということを聞いていたが、ビザセンターの係官は親切でなんとか申請が完了するよう助言してくれる。コンビニで出力した写真は、こっちで切っていなくても、むこうで適当にカットしてノリもつけて貼ってくれる。署名は事前にしておかなくてもその場でするよう指示してくれる。センターには、撮り直し用のコイン写真撮影機、コピー機、プリンタなども用意されており、たいていの問題については、その場でその日のうちに対応が可能。私の場合、そもそものビザタイプの変更(F→M)や、日数の記載ミス(90日→30日)など、かなり大きな問題もあったが、結局、いずれもその場で修正してくれた。オンライン申請にあたって120%の正確さを期すとどんどん時間がたち、結果的に予約のとれる日もどんどん遅くなる。best effortでオンライン申請を早めに完了したほうがよいかもしれない。

7. トルコなどへの渡航歴のある方へ
 今回、私はたまたま学会のプログラムがパソコンに入っていたので、なんとかその場で申請が受理されたが、もし、後日再出頭して再申請と言われていたら、今回の渡航に間に合わなかったと思う。渡航歴のある人は、たとえば**という学会参加のために*月*日~*月*日まで渡航した、というような証明を、会議主催者、または出張申請を出した職場から取って持っていくほうが良いと思う。あわせて、会議のプログラムなどのコピーも持参しておくと話が早い。なお、5年より前は不問です、と私の担当の係官が言っていたが、10年パスポートの場合それ以前の記録も残っているので、念のためではあるが、パスポートに記載された渡航歴については証明を持っていくほうが安全かもしれない。(参考:日本橋夢屋サイト)

8. 念のために用意した書類など
 各種のネットの書き込み、ブログを参考に、できるだけ必要になるかもしれないものは事前に作成してからセンターに向かった。今回用意したのは、本人分として、必須書類の招聘状のほか、(F/Mビザでは本来はいらないが)搭乗券とホテルの予約記録、また、過去のパスポートを処分して持っていない旨の宣誓書(※過去のパスポートも持参せよとの書き込みがあったため)、配偶者分として、渡航目的証明書(観光ビザだけれど実際には帯同が目的で特段の観光の予定はないのでその旨の説明)、などである。過去パスポート処分の宣誓と、渡航目的証明書は不要で返却された。

9. できれば当日誰かに家か職場にスタンバイしていてもらう 
 当日問題が発生すると、その場で自宅や職場に電話することができる。即座に、追加書類を作成・送信してもらうことができれば、係官は待ってくれるのでその日のうちに申請完了となる。この意味で、だれか連絡できる人が自宅や職場でスタンバイしてくれていると安心。


 以上です。ビザ申請がうまくいくことを願っています。

2023/09/01

2023.9.1 中国ビザの申請

7月にオンライン申請を済ませたものの、予約出来た最短が9月1日でした。渡航も迫っている中、かなり心配しつつ、心斎橋の中国ビザセンターに向かいました。

最初は順調に書類をチェックしてもらっていたのですが、トルコへの渡航例があることが問題になり、渡航目的を示す証明書を出せ、ということで難渋しました。4日後に発給されるということですが、それまで問題が生じないことを祈ります。

中国ビザセンターのサイト

 

2023/05/08

2023.5.8 研究メモ:Google Formの入力欄に語数制限をかける

目的:授業の予習課題で、毎週、Google Formでエッセイを提出させるが、指定語数(100-150語)から外れたものは、送信時にはじく(=エラーメッセージを出して修正させる)ようにしたい

1)エッセイを書かせるボックス(段落)の右下の設定ボタン(点が縦三つ)をクリック

2)「回答の検証」を押す

3)左から順に、下記のように入力

正規表現 一致する ^\W*(\w+(\W+|$)){100,150}$  エラーの際のメッセージ

一例


規定に外れた短いエッセイを送ろうとすると・・・


という感じで、再入力が自動で指示されるようになります。

正規表現については、Knowledeg for Google Productsさまに記載されていた内容をアレンジして使わせていただきました。ここにたどり着くまで、あれこれ探したのですが、なかなかほしい情報が見つけられず、このように知見をシェアくださっていること、感謝です。
 

あと、同じようなことで、入力した語数をその都度表示する(※TOEFLの作文テストの画面のようなもの)ものも実現したいのですが、まだこれは(できるかどうかも含めて)調査中です。。 Microsoftならできる、という情報もありますが、Google Formではどうなのか??

2023/03/28

2023.3.28 作業メモ MATのインストール

・プログラムインストール後、実行してもタグ付けがなされない

・0で割るエラーが表示

→MATインストール時の最初の画面の注意を読んで、Javaを別途入手してインストールすること

 

2023/03/09

2023.3.9 科研関係の経費区分について(個人メモ)

2023/3/9現在


●日本語・英文書きおこし(テープ起こし、テキスト文字化など)→購入

●英文校正 →経費(報酬:物件費)(★源泉があると購入ではなく経費扱いになる)

●日本語形態素解析チェック(個人) →謝金

●日本語形態素解析チェック(業者) →購入 


何度も何度も間違えて事務に迷惑をかけています。が、会計専門家でない者にとってはなかなか理解が困難な区分ではあります。

2023/01/04

2023.1.4 ジーニアス6

英和辞典のトップランナー「ジーニアス英和」の6版が昨年末に出ました(出版社サイト)。早速、電子版で入手し、あれこれと眺めています。

新語が入ったとか、COCAを使って頻度を再調査したとか、新たにCEFR-Jのランク情報がついたとか、「つなぎ語」というラベルが新設されたとか、出版社サイトで紹介されるような目立つ変更も多々あるのですが、より興味深いのは、地味な部分で、用語や用例が丁寧に検証され、必要に応じて差し替えられていることです。

下記は "word"の項目の冒頭の記載(変更のあった場所のみ記載)です。

5版
語, 単語, (伝達の手段としての)言葉《関連形容詞 verbal》
I don’t know a word of Latin. ラテン語のラの字も知らない

6版
語, 単語, (伝達の手段としての)言葉《外来形容詞verbal》
What does this word mean? この単語はどういう意味ですか

 5版の関連形容詞という用語が6版では外来形容詞に変更されています。関連(外来)形容詞というのは、ふつう、「ラテン語・ギリシア語からの外来語による形容詞形」を指します。word/verbalのほか、fall/autumnalとかcity/urbanなどもこの例です。

 ただ、この現象(というか語彙間の関係性)を指す専門用語は知る限りでは必ずしも確立しておらず、ジーニアスも、かつて3版の時点では外来形容詞という用語を使っていたようです(参考:電子辞書所収の3版の概要説明より)。その後、ジーニアスの5版(そのほかリーダーズの3版も)では「関連形容詞」という用語となっていたのが、今回、再度、外来形容詞に戻ったようです。

 一般読者としては、関連形容詞と言われると、いささか趣旨が曖昧ですので(たとえば、longについて言うと、反義語のshortなども「関連」形容詞と言えそうです)、外来形容詞という用語のほうが直観的に理解しやすいように思われます。これなども、ユーザー目線での修正と言えるでしょう。

 また、用例の差し替えも行われています。辞書執筆者はともすれば、ちょっと気の利いた珍しい表現を用例に出したくなるものですが、ユーザーのニーズを考えると、当たり前だけれどなかなか出てこない自然な表現を用例に出す方がメリットが大きいのは自明です。

 全体に関して、目立つ部分だけでなく、目立たない部分についても、丁寧な検証作業が入っていることをうかがわせる6版でした。関係者の皆様のご苦労に敬意を表しつつ。

2022/12/14

2022.12.14 PC処分

研究室に多数あった古いパソコンの処分を行っています。半数はデータ消去ソフトで処理できましたが、残り半分は古すぎたり電源が入らなかったりしたため、専門業者に出してデータ消去を依頼しました。その中の1台。



これは、VAIO(いまのVAIOではなくソニー時代のもの)のPCG-8B2Nという機種ですが、調べてみると、スペックは以下のようなものだったようです。

Win-XP/Pen3 1.13G/256MB/30GB/DVDドライブ

いつ買ったか記憶が定かではないのですが、Win-XPが2001-2006年ぐらいなので、私が静岡の短大をやめて広島国際大に移ったころに買ったのではないかと思われます。

一つ鮮明に覚えているのは、当時非常勤に行っていた近畿大学工学部(東広島)のバス乗り場で、バスを待っているときにパソコンで作業をしていて、急に立ち上がったために、このパソコンを路面に落としてしまったことがありました。モニタの付け根が壊れましたが、それでも当時はちゃんと動いていました。当時、教員をしながら博論を書いていたのですが、毎日このPCをカバンにいれてコツコツ書いていたことを思い出しました。懐かしいですが、これでお別れです。


 

2022/09/30

2022.9.30 【研究メモ】パワポ動画内の誤植を後から修正する方法について

パワーポイントを使って講義ビデオを作ることが増えましたが、60分や90分話し終えて、ビデオにしてから、元のパワーポイントの誤植を見つけることが時にあります。この場合、動画は触れませんので、修正が効かず、撮り直しとなると大変です。

動画加工ソフトで、「字幕」とか「タイトル入れ」というような機能を使えばなんとかなるのではと感じたのですが、そもそも趣旨が違うので、ほしい情報がありませんでした。

やりたいこと

→ ビデオ内に、一定時間表示されるパワポ画面(白背景、黒文字)の中の、特定の文字・語だけを、正しいものに置き換える(あるいは上に正しい文字・語をかぶせてしまう)


やり方、さんざん調べてもよくわからなかったのですが、さわっているとなんとなくできたので、自分メモとして記録します。


2023/1/10 追記(version upのため)

使用ソフト Wondershare社のFilmora(サイト)※ライセンス購入済み

1. 新規プロジェクト→ビデオをソフトに読み込む

2. 画面左上に表示されるビデオのアイコンを、左端によせながら、下の段にドラッグして移す。その際左端に落とし込むようにする。

3. 修正をいれたい箇所あたりを再生する

3. ソフトの画面上部にある「T](タイトル)のアイコンをクリック。各種のタイトルから好きなものを選び(※どうせ使わないのでなんでもよい)、下部画面(コマ写真がずらっと横に並んでいるもの)の、修正を入れたいコマの1コマ目の上あたりにドラッグしていれる。メインビデオの列に挿入するのではなく、その上の列に入れる(2列にする)

4. 下部画面、2列目に入ったタイトルアイコンをダブルクリック。ウィンドウの右下に出て来る「高度編集」を押す

5. 新しい画面が登場

6.3で仮に入れたものを削除

7. 画面の上部、テキスト(T+)の横のにある図形挿入のアイコンを押す

8. 長方形を選んで(デフォはグレー地に白文字)、誤植文字列にかぶせるように移動

9. ダブルクリックで文字を修正後の正しい文字に変更

10.デフォは白文字なので、ぬりつぶし→色のぬりつぶし で文字色を黒に変更

11. 文字塗りつぶし、不透明度・・・などの一番下までスクロール

12. 図形ぬりつぶしのグレーを白に変更(これで白背景、黒文字になる)

13. 画面の一番上、B 、I の横にあるボタンで図形内で左寄せに移動

14. OK (高度編集画面上では、どこからどこまでに効果を掛けるかの設定は不要)

15. メイン画面に戻る

16. 画面下部にある、追加図形の長方形の右端を伸ばしたいところまでのばす

17. OK

18. メイン画面の上部右端にある緑色の「エクスポート」を押す

19 完成・・・だけれど、2回実験した結果、元のファイルサイズが10倍程度に巨大化する。。。


もっと良い方法があれば知りたいです。。


 

2021/08/03

2021.8.3 学内科研費説明会メモ

 配布資料により,(自分関係の)ポイントを整理。

1)B/Cの場合,8/2開始,10/6締め切り(望ましい1稿完成は9月上旬ごろか?)
2)「研究目的方法(5p)」と「着想経緯(1p)」は合体
3)「挑戦」の審査観点:挑戦性・妥当性・適切性の3観点総合から,「挑戦性」「妥当・適切性」の2観点へ。(挑戦性のウェイトがあがる)
4)萌芽の審査は,1段階・2段階で同じ審査員がやることに
5)H29/3/24文科省告知「大学などにおける過度のローカルルールの改善」事務連絡


2020/10/27

2020.10.27 言語系学会連合声明について

言語系学会連合より,日本学術会議問題について,声明が出されました。

私は言語系学会連合を構成する諸学会のうち,5つの学会の正会員であり,そのうちの2つでは役員も務めています。しかし,この件について,(私の知る限り)関連する5つの学会で,構成員全体の意見聴衆を行ったという事実はありません。

言語系学会連合の構成団体の構成員(つまりは同連合の構成員)であるところの私個人はこの件について,連合の声明を支持する立場にありません。

・・・・・・・・

声明の内容によらず,どんな団体にも様々な意見があり,それらを1つにまとめて団体の意見として表明するのは非常に難しいものです。しかし,いったん外に出てしまえば,それは団体構成員全員による一致した見解だとみなされるでしょう。ということで,無意味だとは思いますが,少なくとも私は意見が違いますよ,という小さい声をあげておきます。

2020/10/01

2020.10.5 研究メモ:日本の教員数(最新)

研究メモ:日本の教員数と女性比率(出典: 文科省「文部科学広報」2020年9月号より(元データ))

.............................................
学校種・教員数(女性比率)

幼稚園等 21万人(93%)
小学校     42万人(62%)
中学校等 25万人 (43%)
高校等 23万人(32%) 
特別支援 8万人(61%)
大学 18万人(25%)
.............................................

※学校基本調査より
※本務者のみ
※人数は1,000人以下で切り捨て
※義務教育学校は中学校に,中等教育学校は高校に加算
※女性比率は1%未満切り捨て。中学校・高等学校の比率を記載
※専門学校・各種学校等は含まない


観察いろいろ

・日本にいる「学校の先生」は,大学教員を含めて,ざっくり140万弱程度。ほぼ京都市の人口程度に等しい。
・私塾なども含めた「先生」はざっくり330万人。職種別人数で言うと第8位(出典)
・医師(歯科医含)は43万人(うち医師の女性比率は22%)(出典)

2020/05/29

2020.5.29 研究メモ:校閲

(2021/5/22 更新)2021/5/22 ジャーナル用修正論文に対する校閲メモ
別の論文の校閲を依頼しました。前回と同様にどこが修正されたかをリスト化し,自分メモとします。

・in speech → during speech
★これは正直どっちでもという気もしますが。

・vocabulary use → vocabulary usage
★語の使用という意味でvoc useというのはよく使うのですが,Grammarlyでもチェックが入り,人手の校閲でもusageに置き換えられています。usageは「語法」という特殊なニュアンスのなので,それ以外は避けたいのですが,一般読者にはvoc useはわかりにくいようです。

・~ of Asian learners → ~ among Asian learners
★アジア人学習者の発話,などというとき,ふつうはof(またはby)だと思うのですが,L1比較のようなニュアンスがあるときはamongがよい,ということかなと。

・the speeches → φ speech
★the+複数形はダメで,無冠詞単数に,ということのようです。無冠詞というのがどうにも気持ち悪くいろいろつけてしまうのですが,シンプルに,ということのようです。

・in ~ task, where → whereカット。
タスクタイプを書いて,そこでは・・・という意味で, whereで説明を補足していましたが総じてカット。文がくどくなるからか,あるいは,task whereのコロケーションに違和感があるからかはちょっとわかりません。 in which...ならよかったか?

・difference → differences
・effect → effects
・gap → gaps
★speechは複数を単数に代えられ,differenceは単数を複数に代えられています。要は,ざっくりと差がある,効果がある,というような場合は無冠詞複数,ということかなと。

・seen → found/ observed
★このほか,what differences are seen → what differences "exist"など
★seenのカットは前回もあった。

・monologue/ dialogue → monolog/ dialog
★米英つづりの差ですが,コーパス名称をlogueにしているので,今回はこの修正は採用せず。

・as regards → regardingなど
★この校閲者はas regardsはお嫌いだったようです。

・婉曲のwould→φ
・seem→φ
・though→φ
★まわりくどいからか。。。

・φ → we
★う~ん。この校閲者はweが好きなようです。論文中のweは悩ましいです。今回は全部カットしたのですが,たしかにweのほうが書きやすいときもあるのですね。

・high-frequent word → high-frequency word
★これは確かに,という感じ。highly frequently occurring wordならありでしょうが。(※前回の校閲でも同じところにチェックが入っていた。学習していない・・・)

・rather→ φ
★これはちょっとくだけすぎていますが,英語を書いていると勢いで書きたくなるのですねえ。

・a corpus that collects... → a corpus that consists of...
★これは誤用だったかもしれません。~を集めたコーパスと,いうイメージが頭にあったのですが,collectは,普通,動作主は人ですので。

・clustered together → jointly clustered 
★これもちょっと擬人法的にとらえすぎていたかもです。

・そのほか校閲者による主な追加語
12 4 + 5.78 0.0013 address(★discussに代えて)
20 3 + 4.34 0.001 able(★canの反復回避)
28 3 + 4.34 0.001 provide(★give/ offerの反復回避。前回も指摘)
31 3 + 4.34 0.001 specifically(★とくに・・・)
37 5 + 3.15 0.0016 context(★in this~など)
39 5 + 3.15 0.0016 further
44 2 + 2.89 0.0006 attempted(★try toに代えて)
49 2 + 2.89 0.0006 implemented(★conductに代えて)
50 2 + 2.89 0.0006 investigated(★examineに代えて)
53 2 + 2.89 0.0006 pertained(★関係がある,concernに代えて)
59 2 + 2.89 0.0006 subsequent(★~lyもあり)
62 2 + 2.89 0.0006 thereby(★それによって,thenの反復回避)
64 2 + 2.89 0.0006 ultimately(★thenの反復回避)
81 1 + 1.45 0.0003 accordingly(★thereforeの反復回避)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(自己メモ)2020/5/29ジャーナル用修正論文に対する校閲メモ

ジャーナルに投稿する論文(revision)を専門の校閲にかけました。いつも同じようなところに修正が入る(化石化の典型・・・)ので自己メモとして。a/the関係を除くと,わかりやすい「間違い」はさすがにないですが,無意識のteddy-bear words(お気に入り語)があまりに目立ちすぎると,言い換えられる場合が多いようです。ただ校閲者により指示が違うのも悩ましいところ。

抽出手法
・original fileとedited fileを比較
・対数尤度比でover/underuseを取り出す
・変更例をさがしてパタンとして整形

左は削除された表現,右は修正で追加された表現

(順列表示・トピック表示)
Then, A .... → A then ... もしくはトル
then → accordingly(応じて)/ subsequently (その後で)
concerning A → with regard to A (※ほかにas regards Aもありうる)

(因果)
due to → because of
in order to → to

(添加)
Also → further
also → further/ moreover

(逆説・対比・強調)
although → カット
while→ 文切ってconversely
especially → notably

(特定・非特定)
the list of the words to facilitate... → the list of φ words to facilitate...
the quantity of participants' speech →the quantity of the participants' speech

(表現の多様性)
based on → on the basis of
uttered → said/stated
(proficiency etc.) go up → rose
as seen in → as documented in
as it shows→as it indicates
give → provide

(表現の単純化・明確化)
there exists X → there is X  など
leads A to B → enable A to doなど
be of note → be noteworthy
seen → カット
high-frequent words → high-frequency words
kinds of → types of
same --- with → same--as

(被験者への指示)
told s/o to do → asked s/o to do

・・・・・・・・・・・・
後で確認する(名詞句反復時の省略について)

(A)  the number of words uttered by the learners
(B)  the number of words uttered by the native-speakers
とあり,the ratio of (A)to (B)と言いたい場合

the ratio of the number of words uttered by the learners to that by the native-speakers → the ratio of the number of words uttered by the learners to that of the native-speakers という修正が入っているがOKか? 先行名詞句を受けるthatはどこまでカバーできるか?(the +Nのみ? the+Nの後にずらずら後続要素がついていてもthat1語で置換可能?)