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2026/04/30

2026.4.30 兵庫県立兵庫高校講演会


兵庫県立兵庫高校で2年生の皆さんに探究の講演を行いました。実父と義父の母校でもあり、自分にとっても母校に来たような気がします。

スライドより:水平方向ではなく垂直方向で拡張を目指したい


同校では、研究テーマの壁打ちにAIの導入を考えておられるとのこと、面白い取り組みで、成果が楽しみです。

高校生がアイデアだしにAIを使う場合、

(A)~について案を出してください

とすることが多いのですが、高校探究の場合、そうなると、生徒さんは、「わ、すごい、そのまま採用!」となりがちなので、

(B)~について3案を出し、それぞれ長所・短所を3点ずつあげてください

のような指示とし、どれを取るかは、生徒さんの合議で決める、その合議の過程を記録に残す(場合によって学校に提出する)、といったプロセスが重要かなと思います。AI活用では全部委任にするのではなく「人間の最終判断(とそれに伴う責任)」を意識することが不可欠です。

私自身は、高校探究を、生成AI等によって未来の仕事が脅かされる中での基盤的知性の開発の場ととらえているのですが、その探究の活動自体にAIを入れていくというのは、チャレンジングですが避けて通れないプロセスになってくるように思われます。

 

2026/04/23

2026.4.23 兵庫県立長田高等学校探究講演会

表記で講演を行いました。

長田高校講堂


これまで、本格的な探究活動を開始する2年生の春に講演を行っていたのですが、今回からは入学したばかりの1年生の春に講演を入れることになりました。高校から始まった謎の科目、教科書もテストも正解もない、「探究」の意義と面白さを高校生のみなさんがつかんでくださったならうれしいです。

大昔、わたしがこの学校に入ったばかりの4月、同じ講堂で(改築されたので建物は違う)、生徒会の説明会があり、3年生の会長が、「新入生諸君、校内模擬試験の導入に反抗せよ、支配にあらがえ!」のような激烈なアジテーションを飛ばされ、私を含む1年生は、「なんかやばいところに来ちゃったな~、でも中学とはぜんぜん違うなあ~」という興奮がありました。40年たった今もなぜかそのシーンだけ覚えています。

かつての大先輩ほどアジテーターの才能はないのですが、「研究って、なんかおもろそう!」とおもってくださった後輩が1人でもいたなら、そしてこの280人の中から次世代の研究者(できれば言語学者 ^_^)がたくさん出てくれれば、こんなにうれしいことはありません。
 

2026/04/21

2026.4.21 大阪府立東高等学校探究講演会

表記におうがいしました。ここは英語科を設置しておられる高校で、英語での講演になります。

生徒さんは、地域の課題も意識しながら、テーマ探しをされておいでです。



講演スライドより

たとえば、コンポストをテーマにするのであれば、少し調べてみると、燻炭とピートモスの理想の混合比率について異なる記載があることに気づきます。このように見解にずれがあれば、そこが面白い研究の入り口となります。

10000人全員意見がそろっているものを研究にするのはけっこうむつかしいですが、意見が分かれているならそこに「何か」があるはずで、そこから研究が始まります。

このように考えてくると、研究マインドの基本は、差異に対する感受性、と言えるかもしれません。エコーチェンバー型社会で、差異と遭遇することが減っている時代、自分も含めて、小さな差異を敏感に感じ取れるセンスをしっかり磨きたいなと思います。

 

2026/04/15

2026.4.15 兵庫県立尼崎北高等学校探究講演会

仕事がら、いろいろな高校に出かけますが、尼崎北には初めてお伺いしました。

高校生のフレッシュな感覚をベースに、尼北から、 おもしろい探究がたくさん出てくることを期待しています。


同校ウェブサイトより
https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/amakita-hs/grade77-20260416/


2026/04/14

2026.4.14 兵庫県立豊岡高校講演会

表記で、2年生の方全員に、講演を行いました。


 熱心に聞いていただきました。豊高生のみなさんの探究の充実が大いに期待されます。

自宅から豊岡までの電車からは、春の美しい山の姿を楽しめました。



木々の種類ごとに異なる緑のグラデーションが美しいです。豊岡の校長先生から、こういう春の山を指して、俳句では「山笑う」と言うのだと教わりました。これを知ってしまうと、春の山を見るたびに笑っているようにしか見えなくなるのが面白いところです。



2026/01/19

2026.1.19 兵庫県立尼崎稲園高等学校探究中間発表会講話

表記で生徒さんの発表を聴講し、コメントを行いました。

同校のHP。「セイカイよりセカイ」、いいですねえ。

探究や研究の肝は、聞き手の論理的な説得だと思います。たとえば、何らかの校則があるとして、アンケートで生徒の8割が変えてほしいと思っていることを示すだけでは、校則改正提案はなかなか大人には響かないでしょう。

なぜその校則があるのか、どんな理由と経緯があるのか、生徒だけでなく教師や保護者の意向はどうなのか、実際に廃止している他校の例はあるのか、廃止したことでどのようなメリット・デメリットがあったのか、メリットは十分に大きいのか、すべての生徒がそれで満足しているのか、デメリットを最小化する方法はあるのか、などなど、さまざまな証拠や事実を積み木のように1つ1つ積み上げていくプロセスが探究なのだろうと思います。

多くの高校を拝見して感じることですが、高校生の探究がなかなか深まらない背景には、Google Formの影響もありそうです。簡単にデータが取れてしまうので、ついつい、「とりあえずまず取ってしまおう」となりがちです。しかし、アンケートというのは実はとてもむつかしく、何をどのように聞くのか、その設問セットで真に知りたいことを聞けているのか、本調査に入る前に予備調査をすることも大事でしょう。

稲園探究は3月に向けてさらにパワーアップしていくとのことで、楽しみです!


 

2025/12/18

2025.12.18 川西明峰高校SDGs発表会で基調講演

川西きせらホールで開催された表記のイベントで講演を行いました。


川西明峰の生徒さんは、様々な体験型学習で大きな成果をあげておられます。川西から面白い探究が生まれてくることを期待しています。
 

2025/12/10

2025.12.10 関西学院高等部生徒による取材対応

関学高等部の探究活動で、「英語学習と生成AI」というテーマで質問をなさりに、高校生5名と付き添いの先生が研究室に来られました。

最近はこういう依頼も増えましたが、大学の研究室訪問が、高校生の皆さんにとって、今後の学修のスパイスになる可能性もあると思うので、可能な限り、お受けしていきたいと思っています。


2025/11/11

2025.11.11 兵庫県立鳴尾高等学校国際文化情報学科講演会

表記の国際文化情報学科で英語プレゼンの講演(英語)を行いました。



それにしても「バイタリティあふれる英語」・・・と言われたのは初めてかも。。。生徒さんにどんな英語に聞こえたのかやや不安。
 

2025/11/04

2025.11.4 尼崎市立小田北中学校職員研究会

 先月に続いての訪問です。今回は、中学校において探究的学習を深化させるための取り組みについて担当の先生方と意見交換を行いました。

1)テーマを立てた合教科学習

2)学年を縦割りにしたミニ研究や発表会

など、中学生らしさを生かした探究的イベントのアイデアがいろいろ出てきました。

一般に、中学の教科指導では、トレーニング的要素が重視されがちですが、探究的な視点を取り入れることでトレーニングで見に着いたスキルがさらに内在化されます。

トレーニング的な学修と体験型・探究型の学びをうまく接合する教育的仕掛けが重要になってくると思われます。


3年間を通じたプロジェクトの例:

例1 総合テーマ 「あまがさき、Past, Present, and Future」
 1年 尼崎の歴史と現在を知る
 2年 尼崎の課題を他の都市と比較する
 3年 尼崎の未来を考える

例2  総合テーマ 「あまがさき、しごととわたし:職業探訪2026」
 1年 尼崎の1次産業を知る
 2年 尼崎の2次産業を知る
 3年 尼崎の3次産業を知る





2025/10/21

2025.10.21 尼崎市立小田北中学校教員対象講話

小田北中学校より、全校生徒の自己評価アンケート結果の分析依頼があり、データ分析した結果を管理職の先生とご担当の先生にご報告に伺いました。


3年生の春と秋で一部のスキルに伸長が示唆されました。

担当の先生方とのディスカッションでは、クラス別分析などの結果が、学校側の把握と高度に一致しているということで、教育データの科学的な分析の有効性を互いに確認したところです。


2025/10/09

2025.10.9 兵庫県立加古川東高校で講演会を行いました

表記で講演を行いました。


神戸大からは本学にたくさん進学してくださっています。講演の冒頭で、アイスブレークとして、上記のマスコットの名前を聞いてみましたが、生徒さんの間で、想像以上に「神大うりぼー」の認知度が高く、嬉しい限り。 

2025/09/08

2025.9.8 尼崎稲園高校で講演

表記で講演を行いました。

講演会風景(画像匿名化処理済み)

 

2025/07/22

2025.7.22 尼崎市立小学校・中学校職員合同研修会

尼崎市立園田中学校主催の小中教員合同研修会で、次期学習指導要領の方向についてレクチャーを行いました。

演題:2030指導要領を見据えた小中の授業改革


発表スライドより




※次期指導要領については今後調整も入ってくると思われますが、余裕を創出して探究的学びを深める方向が現時点では主軸になっているように見受けられます。





2025/07/18

2025.7.18 長田高校人文数理探究類型英語発表会で講話

表記で生徒さんの発表をうかがい、講話を行いました。

2025/7/18 1330-1700@新長田ピフレホール


講演スライドより




表彰式




2025/07/17

2025.7.17 姫路西高校探究中間報告会

 表記で生徒さんの発表を伺い、研究コメントをいたしました。



まだ、荒削りの計画が多いですが、ここからどのように仕上げていってくれるか、成果が楽しみです!

お城のような学校!






2025/07/09

2025.7.9 兵庫高校探究発表会講話

 表記で講話を行いました。3年生のみなさん、1年半の探究お疲れ様でした。


講話のスライドより


2025/07/01

2025.7.1 神戸大学附属中等教育学校探究最終発表会講話

 表記で講話を行いました。

発表会案内より


講評対象となったのは、1985年の阪神の打者オーダーを変更した場合の得点力のシミュレーション研究と、ペットボトルを使った簡易温水器の開発研究。いずれも附属らしい個性的なものでした。

一方、一般的に見ると、タイトル・本体・結論が揃わないという点もやや気にはなります。ロジックの意図をぴーんと一本通す、出来上がったあとでしっかりストーリーを作ってはめ込んでいくことにも今後チャレンジしてほしいところです。

神大附属の探究が日本の高校探究の最高峰、そんな意気込みで、後輩たちも先輩に続いてもらえるとうれしいですね。