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2024/03/25

2024.3.25 ジャーナル2本を刊行

研究室がお世話をしているジャーナル2本が年度末ぎりぎりに公刊されました。

1)統計数理研究所共同研究リポート(ISM) No. 469

https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/cate_browse/?codeno=002&schemaid=30000&catecode=002089

2)Learner Corpus Studies in Asia and the World(LCSAW) No. 6

https://da.lib.kobe-u.ac.jp/da/kernel/cate_browse/?codeno=002&schemaid=30000&catecode=002007

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いずれも、神戸大の電子アーカイブkernelをプラットフォームとしての発刊です。電子アーカイブは、すでに出た論文のバックアップ置き場?というイメージがありますが、新規の学術出版の刊行媒体としても非常に有益です。出版経費が高騰する中、こうした形での論文公刊は、これから広がっていくかもしれません。

今回、図書館の方と相談し、それぞれのジャーナルを紹介する短い文章を載せていただきました。これで、ジャーナルの来歴や性質などが同時に示せることとなり感謝しています。

2024/03/20

2024.3.20 語彙表自動作成ツールEJWFTGのリリース

科研で作っていた表記システムがリリースされました。


 このツールは

(1)英語テキスト&日本語テキストに対応
(2)オンラインで稼働するのでOSを問わない
(3)どのファイルにどの語が何回出ているかを一覧表示する「統合語彙頻度表」を作成できる
(4)表層形、表層形+品詞、語彙素、語彙素+品詞の4モードの出力に対応

といった特徴を持ちます。

単語ごとにレンジ(出現するファイル数)を比較したり、多変量解析のベースデータを作ったりする際に便利ではないかと存じます。開発版のため、お気づきの点があれば、ご教示いただけますと幸いです。

ツールへのアクセス

使い方(解説論文)


2023/03/28

2023.3.28 The ICNALE Guideと「ベーシック応用言語学2版」が刊行

偶然、同じ日付で2冊の本が出ました。

The ICNALE Guide(Routledge) Amazon


The ICNALE Guideは、10年以上やっているICNALE プロジェクトの集大成的なもので、ともかくもこれを出せて、大きな荷物を下ろした気分です。


ベーシックコーパス言語学第2版(ひつじ書房)Amazon


こちらはめでたく2版になりました。この間の変更を反映したほか、diversity & inclusionや批判的応用言語学のアプローチに関する新章を加えました。


 

2021/06/14

2021.6.14 近刊案内『ジャンルとしての工学英語:理論と実践』

2021年7月,下記の書籍が出版されます。

石川有香編著『ジャンルとしての工学英語:理論と実践』(紀伊国屋ページ)


掲載論文の一覧は下記です。

石川は,第5章「多次元分析法(MD 法)による学術論文の言語特性分析─ コンピュータ工学系論文とコンピュータ援用言語学習系論文の比較─」を寄稿しました。


2020/06/02

2020.6.2 研究書『ジェンダーと英語教育:学際的アプローチ』完成

下記が刊行されました。

石川 有香 (編著)『ジェンダーと英語教育:学際的アプローチ』  amazon

共著者:相川真佐夫/石川慎一郎 /江利川春雄 /小林直美 /原隆幸 /トニー・ブルース(Toni Bruce)/森住衛 /矢野円郁


この本で面白いのは表紙(上記)のイラストです。「ん?なにか変だな?」と感じられた方は,書店で立ち読みして,編者による「前書き」だけでも目を通してみてください。

さて,石川は,6章を担当しています。
6. Gender Differences in L2 English Persuasion Role-Plays: A Study Based on the ICNALE Spoken Dialogue

この論文では,日本人男女大学生のL2英語発話(説得型ロールプレイ)を分析し,高頻度語の使用傾向に関して,《性差と習熟度はどちらが強く影響するのか?》という問題を検討しました。

本書 p. 147より

分析では,(分析した筆者も驚いたことですが)どうやら性差らしい,という可能性が示唆されました。この点をふまえると,L2教育や教育研究をデザインする際に,学習者側のパラメタとして性差を今まで以上にきちんと考えていくことが大事になるかもしれません。ただ,男女平等や,男女共同参画という概念に照らした場合,性差に「蓋をして」それが存在しないものであるかのようにふるまうのが正しいのか,逆に,差を積極的に見出して指導の内容に変化をもたせるのが正しいのか,これはちょっとむつかしい問題です。