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2024/08/05

2024.8.5-9 神戸市外国語大学で集中講義

神戸市外国語大学でコーパス言語学の集中講義を担当しました。外大は、これまで毎週開講形態でやっていたのですが、本務校の時間割の関係で今年は夏季の集中となりました。

 

講義風景(匿名加工済)

わたしは神戸大に着任後、20年ぐらい、毎年、コーパス言語学の講義を行っています。本務校以外に、他の大学でも集中講義や非常勤講師で教えているので、もしかすると、半年のコーパス言語学のコースを累計で30回ぐらいは教えているような気がします。

これまでは日本語と英語を取り交ぜて、ということでシラバスを組んでいましたが、教える側としても、消化不良というか面白さが出ないうちに終わってしまうという印象がありました。昨年夏の北京外大での集中講義で、はじめて日本語だけに特化して授業を組み立てたところ、明らかに反応がよく、本年度前期の神戸大学の授業も日本語だけにしました。神戸市外大は英語専攻の方が多いので、今度は英語だけの内容で15回分を組み立ててやってみましたが、演習などに取り組める時間が倍増し、明らかに、手ごたえが良かったです。

日本語・英語を両方扱うというメリットを生かすか、1つに絞って演習を増やすか、悩ましい判断です。今月はもう1つ、別の大学で集中講義がありますが、そちらは日本語onlylでやってみる予定です。

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神戸学園都市での外大の集中講義は8/9で終わりましたが、ちょうどその同じ日、明石で「NHK全国学校音楽コンクール」があり、高3の時以来、40年近くぶりに覗いてみることにしました。母校はまさかの金賞! うれしいサプライズです。私が高1のときは、この同じ会場で負けて、泣きながら、近くの喫茶店でかき氷かなにかを食べた記憶があります。

学園都市~舞子駅までのバスの中から。絶景。

38年たっても変わらぬ会場の独特の雰囲気・・・