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2018/07/14

2018.7.14 計量国語学会理事会@東京女子大

表記において,秋の大会の企画等について審議しました。


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ところで,「一歩踏み入れるだけで自然に気持ちの引き締まる大学キャンパス」というのがあるとすれば,(私にとっては)間違いなく東女です。キャンパスは,ただの施設ではなく,学ぶための特別な空間である,という建築家の精神を感じる場所です。

東京女子大の歴史的建造物

筆者撮影

正面にある本館には,QUAECUNQUE SUNT VERAという学園標語が掲げられています。「すべて真実なこと」という邦訳が学園サイトで紹介されています。

これは「フィリピ書」(「フィリピの信徒への手紙」/「ピリピ人への手紙」とも呼ばれる)の4:8の一節です。

Finally, brothers and sisters, whatever is true, whatever is noble, whatever is right, whatever is pure, whatever is lovely, whatever is admirable—if anything is excellent or praiseworthy—think about such things.(New International Version)
引用元:Bible Gateway (下線筆者)
https://www.biblegateway.com/

「すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。」
引用元:教文館出版部 https://www.facebook.com/kyobunkwanpublish/photos/a.202109403250744.42676.202099983251686/783438028451209/?type=3&theater

「すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。」
引用元:Word Project
https://www.wordproject.org/bibles/jp/50/4.htm

「真実であればすべてそれを心に留めよ」というのは,信仰者の態度であると同時に,研究者の態度でもあるでしょう。4年間,毎日,この言葉と自問自答しつつ学べるというのは,うらやましい環境と言う他ありません。