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2024/06/01

2024/6/29 【予告】神戸大・北京外大日本語研究フォーラム2024

石川研究室では、下記のイベントを行います。参加希望者は、事前登録の上、ご参加ください。先生方はもちろん、院生・学部生の皆さんの聴講も歓迎します。

◎プログラム https://language.sakura.ne.jp/icnale/lcsaw/kb2024.pdf 

◎事前登録(参加費無料、先着順)https://forms.office.com/r/QEVBBeWt2d 


ごあいさつ

 神戸大学石川研究室では、北京外国語大学日本学研究センターのご協力のもと、表記の研究会をオンラインで開催いたします。当日は、北京外国語大学大学院および神戸大学大学院で日本語学や日本語教育学を専攻している 10 名の大学院生が研究発表(中間発表を含む)を行います。多くはコーパスを用いた研究です。また、北京外国語大学の陳冬姝先生によるご講演も予定しています。
 ご多用中とは存じますが、ご関心のある皆様のご参観をお待ちしています。なお、この企画は、JSPS 科学研究費(23H00641)の援助を受けています。

 
                  ― 記 ―

日時: 2024 年 6 月 29 日(土) 1020~1600
媒体: Zoom
参加方法: 参加費無料。参加希望者は事前登録必要。先着順。
主催:神戸大学国際文化学研究科 石川慎一郎研究室
共催:北京外国語大学日本学研究センター 費暁東研究室・陳冬姝研究室
共催(後援):神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート Promis
問い合わせ先:神戸大学石川慎一郎研究室 神戸市灘区鶴甲 1-2-1 iskwshin@gmail.com


神戸大「うりぼう」vs 北京(動物園?)のパンダくんの対決@石川研究室内


〇発表&講演リスト(※概要はプログラムでご確認ください)

陳墨林(北京外国語大院M) 職場における活用語命令形の使用傾向-CEJC を用いて

陳迪(神戸大院D)「継続する支援」「継続の必要性」「継続的(な)成長」―漢語動名詞の連体節内使用時の後接要素の種類の選択要因を探る―

楊子琛(北京外国語大院M) 「XはXでP」から「XばX(た)でP」へ ―日本語におけるトートロジーに関する一考察―

魏婧云(神戸大院M) 中国語母語の日本語学習者による「A(っ)Bり」型オノマトペの使用実態―日本語母語話者との比較から―

楊言飛(北京外国語大院M)  中国語と日本語における婚姻のメタファーの対照研究

牟虹妮(神戸大院M) 中国語母語の日本語学習者による「と+動詞」の使用実態―JNS /CLJ差に注目してー

林暁雯(北京外国語大院M) 敬語研究の現状と今後の課題の日中比較——計量テキストの分析による一考察

陳俊彬(北京外国語大院/神戸大院M) 話し言葉における中国人日本語学習者によるアスペクト標識「ている」の使用実態 -I-JASとB-JASの統合分析の視点から-

陳妙清(北京外国語大院M) 中国高校における日本語派遣教師のアイデンティティ構築のマルチケーススタディ

廉沢奇(神戸大院D) 日本語オノマトベの形態パタンと具現形は何種類存在するのか?-BCCWJおよびCEJCデータを用いた網羅的分析-

講演1 石川慎一郎(神戸大教授)日本語学習者コーパスに基づく第2言語習得研究の可能性と留意点

講演2 陳冬姝先生(北京外国語大講師) 日本語の外交ディスコースの協調性と対立性