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2024/09/29

2024.9.29 神撫会総会で講演

兵庫県立長田高等学校の同窓会である神撫会の総会(ホテルクラウンパレス)において、講演を行いました

講演スライド

同窓会ということで、誰も話を聞いていない(笑)という逆境の中でのお話でしたが、次第に関心を持っていただき、終了後、多くの皆さんからコーパスについて質問をしていただきました。

 

講演風景



2024/09/28

2024.9.28 計量国語学会大会(立川、国立国語研究所)に参加

表記に参加し、第3部の座長を務めました。

いつもながら、面白い発表が多く、自分の研究にまねできそうな手法やアイデアをたくさんいただきました。

今回、立川駅から往復とも国語研究所まで歩いてみて、往路は17分、復路は12分でした。往路はちょっと遠回りしたみたいです。感覚として国語研までなら歩き、統計数理研までならバスかな、という感じです。

懇親会は20年ぶりぐらいに行った研究所近くの瑞京。変わらず安くておいしかったです! 語彙研究会と同様、こちらも来年度は神戸大でホスト予定ですが、近くにこれほどいい店はないなあ。



 

2024/09/27

2024.9.27 登録日本語教員養成機関申請にかかる面接審査

昨日に引き続き、虎ノ門、文科省です。本日の用向きは、私が関わっている神戸大の日本語教師養成課程の機関申請にかかる面接調査でした。

申請までは大変だったのですが、申請すると決めたことで、満10周年を迎えようとしている本学の日本語教師養成コースの整合性や体系性を大きく高めることができたと感じています。日本語教師養成に限らず、およそ、大学の教育プログラムというものは、ともすれば前例踏襲的になりがちで、大きな問題がなければ、昨年通り、となり、悪く言えば、思考停止状態に陥ります。

この意味で、厳しい申請基準を満たすよう、諸処の細部を組みなおし、なんとなく慣習や暗黙の了解で行ってきたことをその都度内規に文章として書き起こし、かつ、外部の目でそれを見ていただけたことは、本学にとって大きな意味があることであったと思います。

ともあれ、春から行ってきた大きな作業はここで一山超えました。この間、教員と事務官で、コースの理想の在り方をめぐって喧々諤々やりあったことは、私にも大きなassetとなりました。


なお、学内のスタッフ向けに書いた経路ガイドです。需要があるかわかりませんが(笑)。

文科省への行き方 東京駅→新橋駅→虎ノ門駅→11番出口、です。


建物の玄関は感覚としては1階なのですが、エスカレータを1階分昇るので、実際にはビルの2階になっています。



2024/09/26

2024.9.26 文化審議会国語分科会に出席

文科省で開催された表記会議に出席し、審議に参加しました。

URL


開会

議事

(1)言語資源の在り方

(2)有識者による事例等紹介

(3)その他

閉会


資料
第2回国語分科会言語資源小委員会議事録(案)(委員限り)

令和5年度「国語に関する世論調査」の主な結果ほか(1.2MB)

大規模言語モデルとテキストコーパス(相澤主査御提出資料)(5.8MB)

生成AIおしゃべりアプリは子どもにとって薬か毒か(川原繁人氏御提出資料)(3MB)

言語資源小委員会における主な審議事項及び当面の予定(案)(555KB)

令和5年度「国語に関する世論調査」の結果の概要(5MB) 


相澤主査、川原委員のお話はいずれも啓発的で、今後の言語資源の在り方を考える上で重要なポイントとなるものだったと思います。

2024/09/22

2024.9.21-22 中国語話者のための日本語教育研究会で講演・シンポ発表(中国広州、中山大学)

表記でシンポ発表と講演を行いました。1年ぶりの中国。今回も古い知り合いとの再会や新しい出会いがあり、充実したひと時でした。すばらしい大会を企画してくださった皆様に感謝申し上げます。


シンポジウム発表


基調講演


講演のイントロでは中山大学を創設した孫文と神戸の関係に触れました。

参加者集合写真

石川報告

中国各地の大学教員として活躍中の石川ゼミOGたちと(うれしいreunion!)


2024/09/17

2024.9.17 尼崎市立中学校武庫東中学校教員研修会で講義

表記で先生方の授業を2つ見学した後、講話を行いました。


講演スライドから


二つの授業を見学したのですが、1つは英語の授業。担当の先生は、以前に神戸大の大学院で修士を取られた方です。私の授業にも出てくださっていた方で、学校現場での学縁の広がりをうれしく思いました。

 

2024/09/09

2024.9.9 兵庫県立稲園高等学校で講演

表記で生徒さん向けの講演を行いました。生徒さんには熱心に聞いていただき、感謝です。これから始まる探究、ぜひ楽しんでほしいです。


講演スライドより


尼崎稲園高校(JRからも阪急からも近い理想的な立地!)

講演会場(冷房があってよかった・・・)



 

2024/09/08

2024.9.8 第2回文科省日本語教育拠点会議(ヒルトンプラザウェスト会議室)

表記に出席し、報告を行いました。

合同部会

 

連携部会での報告スライドより

登録日本語教員の養成機関申請の直前ということもあり、参加者の関心も高く、議論も盛り上がりました。

2024/09/07

2024.9.7 Serendipity4「日本語の詩×音楽×舞踊」で解説を行いました

さいたま芸術劇場で開催された表記の音楽会に解説役の言語学者として登壇しました。

ポスター


今回は日本語の詩を用いた歌曲・合唱曲を中心とするプログラムで、わたしは、言語学の観点から、詩とメロディの関係、発声における日本語の特徴、などについてお話をいたしました。東京藝大卒業者を中心とするプロの歌手に囲まれて、リハから本番までをご一緒し、元合唱部員としても至福のひと時を過ごさせていただきました。


MCとして

厚かましくもアンコール曲にそっと混ざる・・・(汗)

オンライン視聴者用の解説ビデオ


この話、コンサートシリーズを主宰しておられる先生と知り合うきっかけは、その昔、中学校の吹奏楽部の同期だった古い友人を通してでした。学縁を感じる機会は仕事柄多いのですが、加えて、いろいろな(音)楽縁にも恵まれているなあと改めて感謝です。



 

2024.9.7 語彙研究会でゼミ生が研究発表

表記でD学生2名が発表を行いました。


 

語彙研究会の田島先生には、多くのゼミ生がお世話になっており、ありがたいことです。次年度の大会は神戸大でホストする予定です。

2024/09/06

2024.9.6 兵庫県立伊丹北高等学校で講演

表記で生徒さん向けの講演を行いました。こちらの学校は総合学科ということで、探究活動にも熱心な方が大勢おられます。

講演会場(休み時間、匿名加工済)


講演スライドより


講演後には、驚いたことに、1人の男子生徒さんが「サインください!」と駆けよってくれました。探究が好きになってくれたようで、講演者冥利に尽きます。(とはいえ、先生方のご厚意による仕込みだったらどうしよう。。。(笑))


 

2024/09/05

2024.9.5 小林聖心女子高校進路講演会で講演

表記で高校生の皆さんに講演を行いました。

講演スライド

スライドは日本語で作っていたのですが、英語好きな方が多いと聞いて、講演はすべて英語で行うことにしました。小林聖心には初めて伺いましたが、森の中にある美しい学校で、生徒さんの躾もすばらしく(教師が来るまで全員起立して待っておられる・・・)、恐れ多い思いでお話させていただきました。将来の言語学者が小林から出てくればうれしいです。

玄関に立つマリア像