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2023/04/28

2023.4.28 研究科第1回集団指導でゼミ生が発表

表記(詳細こちら)でゼミ生3名が発表を行いました。



D2 陳迪 「書き言葉・話し言葉コーパス調査をふまえた類義漢語動名詞の意味用法解明ー「利用」「使用」「活用」の新しい辞書記述の提案ー」
大規模コーパスデータを用い、漢語動名詞の「利用(する)」、「使用(する)」、「活用(する)」と類義和語動詞の「使う」「用いる」の意味・用法を調査・比較し、漢語動名詞の新しい辞書記述と用例開発を目指す。


M2 飯島真之「類義確信度副詞の関係性の再考:surely, certainly, definitely,absolutelyを例に」
本研究は、強意型確信度副詞surely、certainly、definitely、absolutelyの計4語の関係性を、コーパスを用いた頻度調査や共起語調査を通じて明らかにすることを目的とする。最終的にこれらの調査を踏まえ、4語の意味機能の再考察を試みる。


M2 廉沢奇 「コーパス調査をふまえた「どんどん」「だんだん」の用法分析 一新しい辞書記述と用例開発に向けて一」
オノマトペの中、最も多く使われているとされる「だんだん」と「どんどん」を各400例を観察し、「と」の挿入、主語の属性、後接語の品詞、アスペクト・補助動詞・テンスの面に着目し、新しい辞書記述と用例を提案した。 

2023/04/15

2023.4.15 学習者コーパス研究会参加

zoomで開催された表記の研究会に参加しました。


1)斎藤里美(東京外国語大学)
「I-JAS依頼タスク予備調査に基づき対話ライブコンペティションに参加した報告ー母語話者の対話の特徴を考えてー」


2)望月圭子(東京外国語大学)、高藤郁咲(東京外国語大学博士前期課程)、チホネンコ・マキシム(東京外国語大学博士後期課程)
「英語・スペイン語・ロシア語母語話者による語りの視点:I-JAS・FOLAS・独自データによる分析」 


どちらも興味深いご発表でした。


(自分メモ)

・発話の自然さとはなんだろう?
・単一発話の自然さと、発話の流れの自然さ、どちらが優先されるべきか? また、学習者コーパスが提供できるのはどっちの情報だろう?
・視点、視座、スタンス、態度・・・あたりの用語の射程はどう整理できるだろうか?
・L1/L2比較でスタンスを語る場合、そもそも一方の言語にはそうした言語形式がない場合、どのような比較手法(統計手法)が可能だろうか・・・?


2023/04/14

2023.4.14 北京外国語大学講演会に参加

オンラインで表記に参加しました。


 当日は、3本の講演がありました。


国内でもなかなか聞けない豪華3本立て。有意義な時間でした。なお、中国版zoomのvoov、久しぶりに使ってみましたが、美顔機能など、zoomの機能もうまくとりこんでいて、前に使ったときより非常に使いやすくなっていました。このあたりのキャッチアップはさすが。。。


2023/04/13

2023.4.13 神戸大学附属中等教育学校探究発表会聴講/兵庫県立兵庫高校探究講演会

本日は、高校出張が2つ重なりました。


まず、神戸大学附属中等のSSHの探究発表会に、SSHアドバイザーの一人として参加しました。昔ほど附属に出かけてはいませんでしたが、生徒さんはそれぞれ立派な研究をしあげておられ、感心した次第です。生徒さんの研究テーマ一覧はこちら


その後、兵庫高校に移動し、2年生全員を対象に探究入門の講演を行いました。

講師 石川慎一郎
演題 「わたし・地域・世界―兵庫高校生のための探究入門ー」

講演スライドより

探究の満足度は、かけた努力、注いだ熱量に比例します。多くの高校生のみなさんが、リサーチの楽しさを知っていただけたらと思います。

学校ウェブサイトより、講演会の報告