石川科研プロジェクト,および,国際ビジネスコミュニケーション協会との共同研究プロジェクトの一貫として,神戸大において,14名の学生を対象に,TOIEC Speaking/ Writing テストを実施しました。
※研究室に運び込まれた受験者用のノートパソコン・・・
今回の受験者は,全員が現在構築中のICNALE Spoken Dialogueの参加者です。つまり,今回のS/Wテストの結果データのほか,TOEIC L/Rの結果や,40分間でのインタビューでのパフォーマンス,さらには,今回新規で調査したBig Fiveや不安心理テスト結果のデータなどを連動的に調査することが可能になります。
L2流暢性の研究を進めるには,L2産出データを見ているだけでは十分ではありません。学習者の話すL2だけでなく,L2を話す学習者自身について掘り下げて理解し,流暢性を多元的に見とる視点が今後不可欠になるものと思われます。