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2025/04/30

2025.4.30 日本語教師養成サブコース第1回交流会に参加

 学内の表記イベントに参加しました。当日はサブコース卒業生2名の講演もあり、現役学生にとってもよい刺激となりました。




2025/04/29

2025.4.29  インドネシアUniversitas Diponegoro大学でのオンライン講演

インドネシアのUniversitas Diponegoroにおいてオンライン講演を行いました。


フライヤー



発表資料より






2025/04/26

2025.4.26 学習者コーパス研究会

オンラインの 下記イベントに出席しました。


■4月26日(土)10:00~12:00 

■ 発表内容

1)大神智春(九州大学)「日本語初級教科書における多義語コロケーションの使用」

2)望月圭子(東京外国語大学名誉教授)「メタバースによる国際共同日本語教育」


2025/04/25

2025.4.25 研究科第1回集団指導

 石川ゼミからは、新M1の発表デビューとなりました。短期に基礎分析までやっていただき、良いスタートが切れました。学生間でのディスカッションが事前に起こるポスター発表という形式は、非常に教育効果の高い手法だと毎回思います。


D2 飯島真之 現代英語における主張の強調:ブースターの使用

本発表では、現代英語のブースター(主張の強調に関連する表現)(Hyland, 2019他)に着目し、これらが現代英語の多様なレジスターにおいてどのように使用されているかを調査・考察する。調査には、33種の多様なレジスターから構成されるCOREコーパスを使用する。



D2 廉沢奇 オノマトペ使用は習熟度と関係しているか?-学習者による発話と作文の分析を通して- 本研究は、日本語オノマトペについて、学習者の使用実態を解明するため、話し言葉(発話)と書き言葉(作文)の2大区分で、延べ語数・異なり語数などの観点から、学習者と日本語母語話者間の差異を明らかにし、その原因を解釈した。



M2 牟虹妮 「っていう」の同格用法のタイプ別使用実態-「という」との比較-

本研究は、文体変異形とされる「っていう」について、基本形の「という」の場合と用法パタンの違いを調査した。CLJに向けの日本語教育において「という」、「っていう」の指針にもなる。



M2 魏婧云 日本語学習者のための「AっBり」型オノマトペ指導シートの作成

「AっBり」型オノマトペに関するコーパス研究の知見を基に、中国人日本語学習者を対象とした指導シートの作成について報告します。高頻度語やジャンル別使用傾向、品詞用法、類義語の使い分けなどを学習目標に設定し、Pre/Postテストと教材学習を組み合わせたタスク型学習活動を設計しました。本指導シートを通じでは語彙理解と運用力の向上を目指します。



M1 益田拓実 英語・日本語母語話者による英作文における動詞のテンス・アスペクトの多様性の実証的研究ー学習者コーパスに基づく研究ー

母語話者と日本人英語学習者の英作文、そして日本人英語学習者の英作文を習熟度レベル間で比較し、テンス・アスペクトの使用実態に差異があるかどうかを、統一されたトピックで比較可能な英語学習者コーパスであるICNALEを用いて分析した。



M1 FU GANG 英語・日本語・中国語母語話者による英作文中の逆接Linking adverbials(LAs)の使用頻度 ーL1影響を探るー

逆接LAsは文章の論理的構造に大きな役目を演じている。また、Howeverに関して、日中間の使用傾向が逆転しているため、その結果はL1の影響を受けた可能性がある。各言語の総頻度や各逆接LAの個別頻度を比較することで、L1の影響を探る。



M特別研究生 陳 墨林 日本メディアの「放出水」報道をめぐる批判的談話分析

本研究は、福島原発処理水の海洋放出をめぐる日本メディアの報道を批判的談話分析(CDA)の枠組みで考察する。



M特別研究生 黄悦斉 中国人日本語学習者縦断コーパスにおける語種比率変化の一考察―B-JASのSW1・SW2データに基づいて―

本研究では、B-JASのストーリーライティングタスク(SW1・SW2)を用い、語種使用比率の変化を調査した。分析の結果、(1)和語は逆U字型、(2)漢語は安定傾向、(3)外来語は増加傾向を示した。これにより、習熟度の変化に伴う語種使用の特徴が明らかとなった。




2025/04/23

2025.4.23 タイ、ワララット大学人文学部より訪問団が来訪

日本語教育分野での連携の可能性を検討するため、タイの新興の名門、ワララット大学から訪問団がいらっしゃいました。当研究室と交流した後、国際文化学研究科長を表敬訪問しました。




訪問団を案内して学内を一緒に散策しました。社会科学図書館で、偶然、タイからの留学生がいて、そこで訪問団と話してもらえたのはよかったです。日本語教育分野でも、学生交流などの可能性を検討できればと思います。



 


2025/04/20

2025.4.20 文部科学省 日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック)講演会に参加

下記に参加しました。


文部科学省 日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック) 2025年度第1回公開研修会

「子どもに対する日本語指導と発達障害への対応」

2025/4/20 13:00-15:00 @大阪ヒルトンプラザウェスト会議室


児童対象の日本語指導においても、発達障害への理解が教授者の側にこれまで必要になっている現状を改めて認識しました。このことは、日本語指導に限らず、これからの義務教育の教員養成にも重要なテーマになってくると思われます。


イベントの情報




2025/04/17

2025.4.17 兵庫県立兵庫高校探究講演会

同校で探究を始める2年生を対象とした講演を行いました。

 


2025/04/10

2025.4.10 大阪府立東高校講演会

表記で、高校生のみなさんに、探究入門の講演を行いました。同校には、これまで英語探究発表会の審査で伺っていましたが、英語だけでなく、ベースとなるリサーチ部分の強化を図りたいという同校の方針もあり、今回の会が実現できました。同校の英語探究のさらなる向上を期待したいです。


同校HPより

 

2025/04/03

2025.4.3 新学期が始まりました

・大学院新入生ガイダンスで、日本語教師養成サブコースの概要説明を行いました。

 

説明用スライド

・新学期のプリント印刷を行いました(夏までのプリントをまとめて印刷。印刷室が混まない学期開始前に。。。)

プリント


・研究室の外にはさくら

まだ八分咲きぐらいか。


・ゼミの新入生歓迎会を行いました(神戸元町:雅苑酒家 南京町本店)

ゼミ生のみなさん(2名は仕事で欠席中)


2025/04/01

2025.4.1 大学広報誌Doorにコメントが出ました


今回の広報誌は「迷いと目覚め」がテーマらしいです。私は「迷い」のほうでの依頼だったのかもしれません。


大学広報雑誌Door Vol. 3 (2025/4刊行)

 さすがに学生向けの原稿にはそこまで書けなかったのですが、18の私は、第1志望の受験に失敗し、後期で神戸大に滑り込んだものの、不満たらたら、日々、くさっていました。そんなとき、一般教養の「西洋文学」を担当されていた森晴秀教授と出会い、地域や時代を超越するその圧倒的な教養と学識、世界を解釈する先生の独自の視座に本当に衝撃を受けました。

 学問ってこんなに面白いものなのか! 学者ってかくもすごい人なのか!と、森先生にすっかり一目ぼれした私は、以後、先生の研究室に日参し、先生の部屋のおしかけ掃除係&カバン持ち係に勝手に就任しました。今で言う「推し活」ですね。あとで、森先生が神戸大の、自分と同じ文学部卒だと知り、がぜん、神大が誇らしく思えるようになりました。

 月日はめぐり、森先生と同じ神大の教員になってもう20年になりますが、いつも一歩でも森先生に近づきたいと思っています。また、新学期、教室に行くたびに、この中には、18の私のように、夢かなってではなく夢やぶれて神戸に来た学生がいるかもしれない、そんな学生が私を見て、「神大いいやん」と思ってもらえるような教員になりたい、と強く思います。

森先生の思い出 (偉大な師匠のレベルには到底至っていないものの、英文学→英語学→日本語教育/大学教育、という専門分野の拡張のプロセスはなぜかすごく似ている)

・森先生の思い出に触れたラジオ番組(