表記に参加し、生徒さんの発表を聞き、講評と指導を行いました。猛暑の講堂、生徒さんもお疲れ様でした。
神戸大学 大学教育推進機構/大学院国際文化学研究科外国語教育論講座/数理・データサイエンスセンター 石川慎一郎研究室の活動報告サイトです。 研究室トップページ http://language.sakura.ne.jp/s/
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2023/06/29
2023/06/23
2023.6.23 外国語教育コンテンツ論コース集団指導
ゼミ生3名がポスター発表を行いました。
D2 陳迪「日本語学習者のための類義漢語動名詞の語釈の再考-コーパス調査に基づく「利用」「使用」「活用」の差異の解明-」
本研究では、コーパス頻度に基づく重要漢語動名詞200語の中で、最も重要度が高い「利用」と、その類義漢語である「使用」と「活用」、さらに、先行研究において、「使用」の類義語とされる「使う」、また、「利用」および「活用」の類義語とされる「用いる」を取り上げ、既存の辞書記述の課題を明らかにするとともに、精緻なコーパス調査により、3種の漢語動名詞の新しい語釈の可能性について考察する。
M2 飯島真之「類義ADCの関係性の再考:certainly、absolutely、definitely、surely」
前回の集団指導を踏まえ、類義的なcertainly、absolutely、definitely、surelyの4種のADCの関係性を、(1)生起位置、(2)使用レジスター、(3)共起語(動詞・形容詞)の観点から明らかにし、教材開発に向けて4語を区別するための新しい語義説明の提案を試みる。
M2 廉沢奇「コーパス調査をふまえた「どんどん」「だんだん」の用法分析 一新しい辞書記述と用例開発に向けて一」
日常会話でよく使われる「どんどん」と「だんだん」の2語について、(1)「と」の挿入の有無、(2)主語の生物性・明示性、(3)後接語の品詞、(4)後接動詞の時制・アスペクトという4観点で2語の語釈と用例の再考する。
2023/06/18
2023.6.18 学習者コーパス研究会参加
下記に参加しました。
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学習者コーパス(I-JAS)研究会
2023/6/18 Zoom
1000-1130 《特別講演》中俣尚己(大阪大学)
「『日本語話題別会話コーパス:J-TOCC』の構築と活用法」
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J-TOCCは話題別にデータを集めた世界的にもユニークなコーパスです。講演では、中俣先生が、ご自身の研究の展開の中でJ-TOCCを着想されるに至ったことが紹介され、大いに感銘を受けました。よいコーパスというのは、突如できあがるものではなく、研究者の長年の下準備また、ベースになる豊富な学術研究の蓄積があってはじめてできるものであると改めて感じました。
自分メモ(コーパス研究の一般的な方法論に関して)
・特徴語の抽出にはLLRに多重補正をかけるべきか否か?
・LLRかレンジ比率(使用率)か?
・比較基準に想定されていない潜在変数が介入している蓋然性が高い場合のデータ処理方法としてはどのような工夫がありうるか?
・比較を精緻化して変種ごとの特徴を言うべきか、全体像をまとめあげるべきか?
2023.6.18 JACET定時社員総会に参加(オンライン)
表記に参加しました。
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議案
第 1 号議案 会員異動状況報告の件
第 2 号議案 2022 年度事業報告・収支決算の件
1. 2022 年度事業報告
2. 2022 年度収支決算報告
3. 監事監査報告
第 3 号議案 役員選任の件.
報告事項
1. 2023 年度事業計画および収支予算
2. 現行規程等報告
3. その他
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社団法人の社員総会は、定款上、きわめて重要なものですが、出席旅費は自腹ということもあり、コロナ前の対面開催時は参加者が非常に僅少でした。しかし、コロナ以降、オンライン(ハイブリッド)されたことで、出席者数が目に見えて増えています。運営方針などを決める総会にはできるだけ多くの社員の出席が望ましく、出席者数の増加はオンラインの大きなメリットの1つだと感じます。
2023/06/11
2023.6.11 語彙研究会参加
下記にオンラインで参加しました。
語彙研究会 第116回例会
1.日時:2023年6月11日(日)午後14時00分から
2.場所:ZOOM
3.発表者:吉甜氏
4.題目: 中国人日本語学習者の和語と漢語の使い分けに関する研究―中国語との対照による教育基本語彙の選定を目指して―
2023/06/10
2023.6.10 日英言語文化学会大会参加
下記に参加しました。
日英言語文化学会第 18 回年次大会
日時: 2023 年 6 月 10 日(土)13:00-17:00
場所: 成蹊大学(3 号館 3-501 教室)およびオンライン(Zoom)のハイブリッド
プログラム
●基調講演:「「ことばを理解する」とはどういうことか―文学を編む英文法―編み上げられた文学をほどく―」
講師:安井 泉 (筑波大学名誉教授)
●対談:「日本の英語教育―過去・現在・未来―」
講師:小池 生夫(慶應義塾大学・明海大学名誉教授・本学会顧問) 奥津 文夫(和洋女子大学名誉教授・本学会名誉会長)
安井先生のご講演、小池・奥津両先生による講演、ともに聞きごたえのあるものでした。昭和・平成期の先輩方による英語研究・英語教育研究の大きな成果を改めて感じたひと時でした。