表記で研究発表を行いました。(於:Royal Plaza on Scots)
Shin ISHIKAWA (Kobe University)
GENDER GAP SEEN IN L2 PERSUASION ROLE-PLAYS
ICNALE Spoken Dialogueのデータを用い,Lakoff 1975はじめ,先行研究で指摘されてきた言語運用における男女差がL2学習者の発話にも認められるかどうかを検証しました。分析の結果,男女差は習熟度の差よりも有力な影響因子であることが確認されました。
シンガポールは美しい都市国家ですが「罰金」の多い都市としても知られています。
地下鉄で飲食すると500SGD(4万円),喫煙すると1000SGD(8万円),発火物を持ち込むと5000SGD(40万円),しかしドリアン持ち込みには罰金はないようです(左から右にかけて重罰になっていることを思うと迷惑度は最高とも読めますが・・・)
神戸大学 大学教育推進機構/大学院国際文化学研究科外国語教育論講座/数理・データサイエンスセンター 石川慎一郎研究室の活動報告サイトです。 研究室トップページ http://language.sakura.ne.jp/s/
このブログを検索
2020/02/24
2020/02/20
2020/02/18
2020.2.18 神戸大学附属中等教育学校講話・尼崎市立日新中学校講話
今年初めての降雪があったこの日は,午前,午後,2つの学校で講演・講話を行いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
尼崎市立日新中学校職員研修会
令和2年2月18日(火)2時15分~5時
当日は,「円周角の定理の逆適用」を実生活に応用する,というAL型のすぐれた授業を拝見させていただき,その後,協議会の場で,授業改善や,今後の校内での授業研究の進め方について講演を行いました。
円周角の定理の応用場面としてよく出てくるのが座席決定問題です。たとえば,映画館でスクリーンが見やすい座席の範囲は,通例,スクリーンを前にした弧の中に入りますが,この時の弧は,円周角の定理を使うことで作図で求められます。
こうした授業を組む場合,授業者は「映画が見やすい最適の座席を探そう!」という問いを立てがちですが,そうすると,「座席の好みはさまざま」とか「肩がこるから後ろがいい」とかいった意見が百出し,作図はできても,問いの解としては放散します。
私見ですが,中高のAL授業では,安易にopen endに持ち込むのではなく,解は絶対的な固定解としたほうが効果が高いように思います。その授業で到達したい解(生徒に至らせたい認知的状態)をあらかじめ明確に定義し,そこに確実に到達できるよう,backward designで活動を組んでいくことがAL授業の成果を最大限引き出すコツと言えるでしょう。
上記の場合で言うと,「観客として最適の座席を探そう」ではなく,「ホール支配人として,一番高い入場料を取れるSS席の範囲を数学的に決定せよ」といった問いであれば,解が収束し,生徒の学びがより焦点化したかもしれません。
神戸大学附属中等教育学校4年生課題研究Ⅰ(卒業研究入門)講演会
令和2年2月18日(火)10:45~12:15
講演:石川慎一郎先生
演題:「社会と私を接合する探究~リサーチとは何か~」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
尼崎市立日新中学校職員研修会
令和2年2月18日(火)2時15分~5時
講演:石川慎一郎先生
演題:「数学におけるアクティブラーニングとは?」当日は,「円周角の定理の逆適用」を実生活に応用する,というAL型のすぐれた授業を拝見させていただき,その後,協議会の場で,授業改善や,今後の校内での授業研究の進め方について講演を行いました。
円周角の定理の応用場面としてよく出てくるのが座席決定問題です。たとえば,映画館でスクリーンが見やすい座席の範囲は,通例,スクリーンを前にした弧の中に入りますが,この時の弧は,円周角の定理を使うことで作図で求められます。
こうした授業を組む場合,授業者は「映画が見やすい最適の座席を探そう!」という問いを立てがちですが,そうすると,「座席の好みはさまざま」とか「肩がこるから後ろがいい」とかいった意見が百出し,作図はできても,問いの解としては放散します。
私見ですが,中高のAL授業では,安易にopen endに持ち込むのではなく,解は絶対的な固定解としたほうが効果が高いように思います。その授業で到達したい解(生徒に至らせたい認知的状態)をあらかじめ明確に定義し,そこに確実に到達できるよう,backward designで活動を組んでいくことがAL授業の成果を最大限引き出すコツと言えるでしょう。
上記の場合で言うと,「観客として最適の座席を探そう」ではなく,「ホール支配人として,一番高い入場料を取れるSS席の範囲を数学的に決定せよ」といった問いであれば,解が収束し,生徒の学びがより焦点化したかもしれません。
2020/02/15
2020.2.15 親和中学校・女子高等学校「親和Education Forum2020」で講演
Shinwa-Education-Forum-2020-のご案内
本校では以前よりアクティブラーニング等研究委員会を設置して、授業改善に取り組んでまいりました。 このたび下記のとおり本校の研究成果をご覧いただく機会を設けますとともに、参加者の方々とともに学ぶ場として神戸大学教授石川慎一郎先生のご講演をご用意させていただきました。 お忙しい時期ではございますが、ぜひご参加いただきましてご指導を賜りますようご案内申し上げます。
1.日時:2020年2月15日(土)10:15~(9:30~受付開始)
2.会場:親和中学校・親和女子高等学校
3.参加費:無料(昼食は簡単な軽食を準備させていただきます。)
5.日程
(1) 授業見学 10:30~
(2) 全体会 13:00~
(3) 意見交換会 13:15~
(4) 講演会 14:00~
神戸大学教授 石川慎一郎先生 (大学教育推進機構/国際文化学研究科/数理・データサイエンスセンター)
『Active Learningから “Deep” Active Learningへ: その先へ子供たちをつれていくために必要なこと』
思考の活性化と深化を目指す「DAL」の考え方や実践について講演いただきます。
本校では以前よりアクティブラーニング等研究委員会を設置して、授業改善に取り組んでまいりました。 このたび下記のとおり本校の研究成果をご覧いただく機会を設けますとともに、参加者の方々とともに学ぶ場として神戸大学教授石川慎一郎先生のご講演をご用意させていただきました。 お忙しい時期ではございますが、ぜひご参加いただきましてご指導を賜りますようご案内申し上げます。
1.日時:2020年2月15日(土)10:15~(9:30~受付開始)
2.会場:親和中学校・親和女子高等学校
3.参加費:無料(昼食は簡単な軽食を準備させていただきます。)
5.日程
(1) 授業見学 10:30~
(2) 全体会 13:00~
(3) 意見交換会 13:15~
(4) 講演会 14:00~
神戸大学教授 石川慎一郎先生 (大学教育推進機構/国際文化学研究科/数理・データサイエンスセンター)
『Active Learningから “Deep” Active Learningへ: その先へ子供たちをつれていくために必要なこと』
思考の活性化と深化を目指す「DAL」の考え方や実践について講演いただきます。
2020/02/09
2020.2.9 神戸大学附属中等教育学校SGH最終年次報告会
2019年度神戸大学附属中等教育学校授業研究会・SGH第5年次報告会
石川は,冒頭の全体会で,研究委員長の立場から,附属の5年間の取り組みについて講評を行いました。
講評では,取り組みの個別的な評価に加え,SGHの効果検証の難しさを指摘し,5年間のデータがたまった今が「教育効果の検証研究」を本格的に開始する好機であると述べました。
また,夕刻には,最後の運営指導委員会に出席し,他の委員とともに,今後の附属の取り組みへの助言を行いました。
2020/02/05
2020.2.5 兵庫県立宝塚高校インスパイアー講演
当日は,生徒さんの英語プレゼンテーション(大会のリハーサル)を聴講し,大会に向けたアドバイスを行いました。
また,終了後は,校長先生・教頭先生・担当の先生とお話しし,本番の大会の企画や設営方法などについてディスカッションを行いました。生徒さんの本番での頑張りを期待したいです!
また,終了後は,校長先生・教頭先生・担当の先生とお話しし,本番の大会の企画や設営方法などについてディスカッションを行いました。生徒さんの本番での頑張りを期待したいです!
2020/02/04
2020.2.4 神戸大学附属小学校:大学連携会議
大学の研究者と附属学校の教諭の先生がたの共同研究の可能性を探る会議に出席しました。当日は,大学から4名が参加し,それぞれ自分の研究を紹介した後,テーブルごとにわかれ,小学校の先生がたと意見交換を行いました。こういう場から,新しい研究が生まれると素晴らしいことだと思います。
大学・附属意見交換会(第2回)
2020 2/4(火) 16:00から17:00 於:附属幼小開催(明石キャンパス)
明石からの帰路には,美しい夕焼けをたのしみました。
大学・附属意見交換会(第2回)
2020 2/4(火) 16:00から17:00 於:附属幼小開催(明石キャンパス)
明石からの帰路には,美しい夕焼けをたのしみました。
登録:
投稿 (Atom)