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2019/01/31

2019.1.31 神戸大学附属小学校運営指導委員会

表記に出席し,授業リフレクションに参加後,外部委員の講評を聴講しました。

附属小では,幼小で連携して育成する能力を以下の3つに整理しています。

A 固有的資質・能力≒教科的な能力ごとに固有の知識・技能
B 社会的資質・能力≒意欲・態度・関心,学びに向かう力
C 汎用的資質・能力≒思考力,キーコンピテンシー

その上で,個々について2歳~12歳までの主要な変化のパタンを書き出し,「めざす子どもの姿」としてまとめています。

「めざす子どもの姿」(1.31版)の一例

ふだんの「子どもの事実」の観察の積み上げからこうした一覧表を作成されたことは幼小教育への大きな貢献と言えるでしょう。いっぽうで,一覧表を作ることを超えて,どう具体的な指導改善につなげていくかが今後の課題と思われます。外部委員からもこの点へのご指摘がありました。6月の最終発表会が楽しみです。

2019/01/25

2019.1.25 神戸大学国際文化学研究科コロキアム1,2

2018 年度 神戸大学大学院国際文化学研究科
外国語教育系 学位論文コロキアムⅠ・Ⅱ

日時:2019 年 1 月 25 日(金)8 時 50 分より
会場:大学教育推進機構棟 D615 号室

石川ゼミからは以下の2名が発表に臨みました。

8:50〜9:35
D1 中西 淳 外国語教育コンテンツ論
日本人英語学習者の前置詞習得に関する計量的分析


11:15〜12:00
D2 張 晶鑫 外国語教育コンテンツ論
現代日本語におけるオノマトペの用法解明と中国人日本語学習者のためのオノマトペ指導システムの開発-コーパス言語学の教育的応用の可能性をめぐって-



他コースの先生からも貴重な指導をいただくことができました。両名のD論の改善に大変役立つことと思います。御礼申し上げます。

2019/01/18

2019.1.18 尼崎市立日新中学校アクティブラーニング研修会

授業を視察し,指導講話を行いました。

北海道の農業生産特性を扱った社会の授業と,電流回路実験を行った理科の授業の2つを見ましたが,それぞれ工夫された良い授業でした。

実験風景

しかし,真の意味でのアクティブラーニング(いわゆるDAL: Deep active learning)にするためには,タスクが子どものリアルと接合されており,タスクに一定の難度があり,かつ,タスクが「大きな問い」に結び付けられていることが重要です。簡単すぎるタスクや,当たり前の(教科書に答えが書いている)問いであると,子ども達は,自分の頭を使って考えず,機械的に作業をこなすだけになってしまいます。このあたりが課題と言えるでしょう。

2019/01/14

2019.1.14 熊本大博士論文公聴会

学外審査委員として表記に参加しました。400枚を超える立派な大論文でした。わたしのゼミにも2名のD生が在籍していますが,これを手本に頑張ってもらいたいものです。

震災からの復興工事が進む熊本城

商店側のベンチ

2019/01/13

2019.1.13 高校検定教科書編集会議

新課程用の教科書開発のための会議が始まりました。これから1年間,忙しくなります。

本日は初回ということで,新指導要領の理念についてレクチャーを行い,知見の確認を行いました。

新指導要領では,いわゆる単元の学習目標に加え,教科固有の物の見方や考え方を涵養することが強調されています。


新しい英語教育では,語用論的文脈の中での言語使用という観点がこれまで以上に重要になって来ると思われます。

2019/01/12

2019.1.12 計量国語学会理事会出席

東京女子大学で開催された表記の会に出席しました。研究倫理規定関係で審議を行いました。