9月は尼崎の中学校での講演が3件ありましたが,日新が3校目となります。
講師:石川慎一郎
演題:DALで変わる授業と変わらない授業
今回は,美術(色のイメージを考えて作品を作る),家庭科(健康的な夕食メニューを考える),保体科(50メートル走のタイムを向上させる)という3つの実技系科目を視察し,それぞれにアクティブラーニングの観点からの講話を行いました。
講演では,とくに実技系科目でのアクティブラーニングの導入の必要性について主張を行いました。
実技系科目では,教師は,授業時間の中でできるだけ生徒に運動させたい(歌わせたい,絵をかかせたい,調理実習させたい,実験させたい・・・)という気持ちを持ちます。これはこれで大切なことです。しかし,そこだけに偏ってしまうと,体は動いているが頭は動いていない,ということが起こりがちです。体を動かす授業と,頭を動かす授業,このベストミックスが,子どもの思考力の深化と学力向上に不可欠であると言えるでしょう。