青山学院大学で開催された表記大会に参加しました。
今回は,日頃の私の授業でも学生に論文を読ませているSiedlhofer教授の講演がメインでした。ELFをやるものにとって,それをどう指導に組み込むかは悩ましいところですが,教授は,みずから,「ELF(リンガフランカとしての英語)は1個の言語ないし言語変種として定義不可なので,そもそも教育対象になりえない」という最近のELF批判を取り上げ,そうした批判が筋違いのものであることを明快に主張されました。
また,今回の大会では,学会賞授与の仕事を担当しました。