基調講演
石川慎一郎(神戸大)「日本語研究の新しい視点:コーパスが明らかにする言語事実」
ここ数年,北京外大での集中講義,湖南大学での講演,そして今回の講演と,中国全土の日本語研究者の皆さんと関わる機会が増えています。今回とくに嬉しかったのは,かつて,神戸大でわたしのコーパスのクラスに出ていた学生さんが,その後,名門武漢大学の助教となられ,講演を聞きにくれたこと。学ぶことが多く,充実した時間を過ごさせていただきました。
以下,講演資料より。当日は,中国語・英語・日本語について,コーパスからわかるそれぞれの言語特徴の一端を紹介し,あわせて,対照言語学研究において「分析の枠組み」を固定することの重要性についてお話ししました。