表記で講師を担当しました。
学習者コーパス研究入門:日本語学習者・英語学習者のL2産出をどう評価するか 講師: 石川 慎一郎 (神戸大学)
日時: 8月5日(土) 12:30-14:00
会場: 曙館406
概要
コーパス研究と学習者研究を繋ぐ新しい分野として学習者コーパス研究に関心が集まっています。学習者コーパスは、伝統的な第2言語習得研究で試みられてきた対照研究や誤用研究に新たな見取りを与え、計量的データを根拠として学習者の特性や習得上の問題点を明らかにすることができます。一方、学習者コーパス研究で一般的に使用される中間言語対照分析という手法については様々な制約もあり、データをうまく慎重に使うことが求められます。本ワークショップでは、最近開発されたL2日本語学習者コーパスとL2英語学習者コーパスを取り上げ、その開発理念・データの入手方法・分析方法・研究方法等を紹介し、学習者コーパスから得られる知見の妥当性を高め、指導に生かす方向について考えていきます。
参加してくださった皆様,ありがとうございました。