午前10時から午後3時過ぎまで,表記において,聴講と助言を行いました。
この発表会は,150名以上の6年生(高校3年生)全員が,それぞれ,自身の6年間の研究成果をパワーポイントで発表するというもので,10室以上でパラレルに発表が続きます。
私は,任意の1室を選び,その部屋の発表を通して聞くことにしました。
下記は聴講した研究発表の一覧です(タイトルは編集しています)。
・「4スタンス」を利用した日本サッカーの強化
・日中関係改善への提言
・カーネーションの茎の長さと枯れやすさ
・クローン人間は悪か
・神戸市の山麓冷気流
・神戸の過去現在未来
・日本の水に関する環境政策
・植物の光吸収率とクロロフィル濃度
・出生前遺伝子検査導入の課題
・足間接の捻挫を防ぐ方法
・持続可能な3セク鉄道の在り方
どれも面白い内容で,楽しんで聴講しました。ただ,細部については,論理的に脆弱な箇所も散見されました。こうした探究型の指導においては,指導者がどこまで介入すべきか,逆に言えば,生徒の自主性をどこまで尊重すべきかという点が常に議論になるわけですが,全国の同種の取り組みの先頭を走る我が附属においても,今後,この点について教員間でのディスカッションを深めていく必要があるのではと感じました。
教室での生徒さんの発表風景