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2017/03/22

2017.3.22 神戸大学附属中等教育学校Kobe Proポスター発表会視察・講話

表記で講話を行いました。

附属中等では,中1~高3の6年間をかけて各自の探求活動を深め,18,000字の卒業論文にまとめます。生徒全員が取り組むプロジェクトとしては,質量ともに,全国でも指折りのものと言えるでしょう。


5年生(高2に相当)の160人の生徒さんは,一人も脱落することなく,3月までに16,000字の一次論文を提出の上,全員が本格的なポスター発表に取り組みました。この場で受けた意見やアドバイスをふまえ,6年生(高3)での最終版提出につなげていきます。

講話では,以下の諸点について注意喚起を行いました。

1. 聴衆の関心を惹きつけるテーマ・タイトルを
2. 明らかにしようとする問いを明確に
3. 新規性・独自性を明らかに
4. 自分の研究からみんなの研究へ(このテーマが社会全体に関係することを説明)
5. 自分の手と足でデータを集める

なお,160人分の論文のタイトル中の内容語をテストマイニングに欠けると以下のような結果になりました。


「今どきの高校生」と言えばどうも批判的なニュアンスがつきまといますが,附属生は,「今どきの高校生」らしからぬ大きな問題にしっかり正面から向き合っているようです。