前期課程(一般の学校の中3相当)の研究発表会を視察し,講話を行いました。
優秀者発表会ということもありますが,どれもすばらしい力作で,今後の探求・研究活動の深化が楽しみな出来栄えでした。
講話では,ロジカルな議論の組み立て方の重要性を指摘しました。たとえば,A→BであったとしてもB→Aとは限らないこと,AとBが相関しているからといって,Aが原因となってBを引き起こすわけではないことなど,を明示的に理解していることが重要です。こうした指導は,ふだん,大学(院)生を対象に行っているもので,こうした指導を中学段階から受けている附属生の今後が本当に楽しみです。