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2022/05/24

2022.5.24 国立国語研究所研究会に参加(オンライン)

下記に参加しました。

第238回 NINJALサロン 「言語資源開発センターのコーパスの紹介」
2022年5月24日 (火) 15:30~17:30 

・NINJAL開発の各種コーパスを順繰りに紹介していくイベントに参加しました。質疑では、BCCWJの後継版(BNC2014のような)の開発の可能性について伺ったのですが、国語研としては、目下そうしたことは考えていないとのことでした。BCCWJの一部モジュールについてであっても、同様のコンセプトでの経時的なデータ収集があるとよいな、と感じた次第です。

2022/04/28

2022.4.28 ELFコーパスVOICEワークショップに参加

Austrian Academy of ScienceとAustrian Centre for Digital Humanities and Cultural Heritageが主催する「ACDH-CH TOOL GALLERY 8.1」(Day 1プログラム)にオンラインで参加しました。 詳細



Day 1 (Thu, 28 April 2022)
14.00-14.10 Welcoming words
14.10-14.40 Spoken corpora and the challenge of long-term open access: The case of VOICE (Marie-Luise Pitzl, ACDH-CH)
14.40-15.00 Introducing VOICE: Corpus structure and text properties (Ruth Osimk-Teasdale, JKU; Stefanie Riegler, Uni Wien)
15.00-15.10 The VOICE CLARIAH project: Developing VOICE 3.0 Online (Marie-Luise Pitzl, ACDH-CH; Omar Siam, ACDH-CH)
15.10-15.30 Coffee break
15.30-16.00 Introducing VOICE 3.0 Online
16.00-17.00 Hands-on activities for using VOICE 3.0: Queries, sub-corpora, etc.
17.00-17.15 Closing discussion

VOICE3.0の新検索系の解説ビデオはこちら。検索画面の実例は下記。

XMLやPOSの検索に対応。フィラー記号などでの検索も可。

フィラーなどのタグセット

開催趣旨で主催者は下記のように言っています。

Open access (OA) is a gold standard for any language corpus. Yet, after a project’s completion, it is often challenging to keep open-access web applications ‘alive’ long-term, despite the fact that the compilation of (spoken) corpora is time- and cost-intensive. The Tool Gallery 8.1. addresses this challenge by sharing insights of the development and usability of the new web application for the Vienna-Oxford International Corpus of English (VOICE, first released in 2009), developed recently in the VOICE CLARIAH project (2020-2021). (コーパスのオープンアクセスは大事だが、プロジェクトが終了してしまうと資金も途絶え、検索サイトを以後も長く維持していくのは大変。2009完成のVOICEは新しい資金を得て新しい検索ウェブシステムを開発した。。。)


ICNALEを運用する当研究室にとってもこれは深刻な問題です。今のシステムの維持にはサーバー経費だけで年間6万円かかっています。研究費がなくなったら、退職したらどうしていけばよいのか、以前からの悩みの種ではあります。

なお、当日の講師のうち、Marie-Luise Pitzl氏は今年の英語コーパス学会で招聘予定です。オンラインではありますが彼女と簡単な挨拶を済ませておけてよかったです。

2022/04/27

2022.4.27 QSセミナーに参加

河合塾グループKEIアドバンス×QS社『2022年版分野別QS世界大学ランキングから見えてくるもの』(オンライン)に参加しました。

わたしは、今年からQSの推薦委員を務めており、どのような仕組みでランキングができているのか、どういう結果だったのか興味を持っての参加です。

日本の成績は相変わらず振るいません。また、神戸大の名前が何度か出てきたのですが、QSの分野別のランキングに入っている中で、その平均値に満たない大学としての登場であり、なんとも歯がゆい思いがしました。

そうなると、大学人としては、国の大学予算が足りないのだが悪いのだ!と言いたくなるわけですが、そこで講師は下記の資料を見せます。


出典:同セミナーの講演資料より

日本の高等教育への支出(対GDP比)は米国とほぼ変わらず、中国寄りははるかに多いということ(※資料の読み方を間違えていないといいのですが)。。。もちろん、単純な比較はできませんが、米国や中国の大学が自前で稼いだお金で研究を強力に進めていることは事実であり、日本の大学が今後どうやって行くべきなのか、考えさせられる時間でした。こんな講演会に参加している暇があるなら論文を書け、という声がどこかから聞こえてくるような。。。



2022/04/26

2022.4.26 兵庫県立神戸甲北高校探究講演会

これから探究を始める2年生を対象に、講演を行いました。本来、1年生の終わりに探究入門講演をするはずだったのですが、コロナのために対面講演が中止され(前回は、1年生の代表生徒の作品へのコメントに変更)、事実上今回が初の講演となります。





今回は2時間連続で、2時間目は、代表生徒さんに壇上に上がってもらい、現時点でのテーマ案をうかがいながら、それをどのように具体化・精緻化していけるかやりとりをしました。

たとえば、「ストレスが体に与える影響と効果的な発散方法」というテーマのグループには、(1)ストレスの計測がむつかしいこと、(2)アンケートで得られるストレス値は短期ストレスではなく長期ストレスであること、(3)ざっくり発散方法をさぐる、のではなく何か1つ発散方法を決め打ちして、その最適条件を決めるほうがうまくいきやすいことなどを話しました。

たとえば、ストレス発散法として雨音を聞く(※当日はたまたま雨だった)ことを設定するとすると、「高校生の長期的ストレス解消法としての雨音:―ピッチ・リズムの最適パラメターの解明と教育的応用。新しいチャイムは甲北生の勉強へのやる気を高めるか?」のような感じになります。このように、タイトルを徹底的に細かく書き出すことが、探究テーマの精緻化に有効です。これは、学部生のレポートや大学院生の修士論文・博士論文にも当てはまる要諦です。


ところで、当日は荒天(暴風雨)でした。甲北高校がある鈴蘭台地区は霧で有名なのですが、今回、わたくしも、「鈴蘭台の霧」の洗礼を始めて受けました。


文字通り前が見えず、ちょっと幻想的な時間でした。


 



2022/04/22

2022.4.22 2022年度第1回集団指導

国際文化学研究科外国語教育コンテンツ論コースの第1回集団指導に参加しました。3年ぶり?の対面開催です。

開催要領


石川ゼミからはD1の陳迪さんが、初の集団指導での発表を行いました。

陳 迪:日本語コーパスを用いた漢語動名詞の用法解明と日本語教育への応用―研究 構想と第5-6章の紹介―




陳さんの研究では、漢語動名詞がテーマとなっており、今回は、分析対象にする基本的な漢語動名詞の抽出手法について報告がありました。



 

2022/04/16

2022.4.16 計量国語学会理事会

表記に参加しました。

計量国語学会は、今年度の大会を初のハイブリッド方式で開催予定です。そのためにどのような準備を行うべきかなどの議論がなされました。(学会HP)

ただ、ハイブリッドというのは、よさそうでいてなかなかむつかしさもありそうです。私自身は、ハイブリッドの学会に参加した経験(※zoomで参加)は数度しかないのですが、そのときは、遠隔参加者がちょっと取り残されているような感じもしました。全員がzoomなら、それはそれである種の一体感が生まれ、全員が同じ時間間隔で動けるのですが、ハイブリッドの際の遠隔参加者というのは、どうしても、対面の場の空気感が共有できないので、なんというか行われているイベントを外からのぞき込んでいるような、隔靴掻痒感がありました。今回、それらをどううまく解決するか・・・研究会の在り方を考える機会にもなりました。


2022/04/14

2022.4.14 兵庫県立兵庫高等学校探究講演会

表記で、これから探究を始める高校2年生を対象に、入門講義を行いました。


4つのCと1つのE :探究に求められる要素

同校へ訪問する際はいつも上沢駅を使っていたのですが、今回、はじめて、高速長田駅からアクセスしました。高速長田駅からは想像以上に近く、驚きました。その昔、長田区にある長田高校が兵庫高校にプールを借りに行っていたという話を聞いたことがあるのですが、確かにこの距離ならさもありなん、と妙に納得した一日でした。


当日の様子


兵庫高校は、グローバルとローカルを結ぶという探究の基本方針を持っておられます。むつかしい課題ですが、マクロとミクロの視点を融合するのは重要なことで、兵庫高校の皆さんが面白い探究をしてくださるよう期待したいです。