表記で講演を行いました。
演題:中学校における新しい学習評価:変わることと変わらないこと
新指導要領では評価の観点が4から3に変更されるため,現場の先生方は評価の技術的側面に関心が向きがちですが,この問題を考える際には,テスティング研究や我が国の教育政策における評価指針の変遷の過程や,評価における態度の位置づけ等に関して,大きな見取り図を持っておくことが重要だと考えます。このたびの新しい評価基準は評価論などの考え方に照らしてもおおむね妥当なもので,とくに科目間での観点のズレが解消された点は個人的には正しい変化であったと考えています。