表記に出席し、報告を行いました(@虎ノ門、文科省)。
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私の報告では、今後の言語資源整備を考える上で、下記の3点が大切ではないか、といった問題提起をさせていただきました。
1)継続
コーパスを作って終わり、とするのではなく、作り続けていく、データを取り続けていく、ことが重要。それによって言語変化を観察することが初めて可能になる。
2)普及
同じく、コーパスを作って終わり、とするのではなく、集めたデータを(言語学者だけでなく)一般の人が気軽に使っていただけるよう、わかりやすい検索システムなどを作っていくことも重要。それによって一般の方に言語資源の価値が伝わる。
3)社会実装
言語学者にとっての価値ある資料、というだけでなく、一般の社会課題の解決にコーパスを活用していく方途をしっかりと考えていくことが重要。教材開発、テスト開発などの教育面はもちろん、海外で行われている医療系でのテキストマイニングなども参考に。
石川報告資料より
虎ノ門の官庁ビル(いいお天気でした。雲が夏ですねえ)