表記のプロジェクトで,附属小学校の教員の方の国語の研究プロジェクトの指導をオンラインで実施しました。
このプロジェクトでは,子供たちの対話によって理解が進化するプロセスの解明を目指しています。指導では試行データを量的に分析し,3名の子供の発話内容の特性を客観的に抽出する処理手法などについて助言を行いました。
プロジェクトでは,アンケートデータと発話データの組み合わせ分析を行っていますが,試行分析でも面白い結果が示唆されました。よく話す子供は対話に満足感を持つが理解の深化は限定的。よく聞く子供は対話への満足感は低いが理解は進化し認識の更新が起こりうる,という関係がありそうです。