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2020/07/20

2020.8.22 「言語と統計2020」

最終更新日 2020/8/8

下記の要領で2020年度の研究発表会を実施します。

グループ外のみなさまの聴講希望も受け付けておりますので,ご希望の方はこちらからお早めにお申し込みください。(※定員に達しました。多数のお申し込みありがとうございます)


統計数理研究所言語系共同研究グループ2020年度第1回合同研究発表会
「言語と統計2020」(セミナーシリーズ Vol. 15)

日時:2020/8/22(土)0930~1700ごろ
形態:Zoom開催
指導講話:統計数理研究所 前田忠彦
事務局:神戸大学石川慎一郎研究室 iskwshin@gmail.com
聴講:無料。要申し込み。申し込みサイト(先着順)

(1) 各人15分発表(zoom上でのライブ発表予定)
(2) セッション内の全発表が終了後,セッションごとに研究討議。前田先生ご講評,聴衆からの質疑と返答など。
(3) 4人セッションは発表(60分)+討議(30分)=90分,3人セッションは発表(45分)+討議(20分)=65分。
(4) 以下,発表題目は仮題です。当日までに変更の可能性があります。
(5) 参加者は出入り自由(再入場される場合はURLをクリックしてお入りください。司会・発表者以外は原則camera off/ mic offで)
(6) 聴講者の皆様からの質問・コメントはGoogle Formで収集します。いただいた質問・コメントは発表者に渡しますが,直接の回答ができない場合がございますこと,あらかじめご了承くださいませ。
(7) これまでの「言語と統計」開催記録についてはこちらをご参照ください。

プログラム(題目・順序等について変更の可能性があります)

開会あいさつ 0925~ 石川慎一郎(神戸大)

第1セッション 0930~1100 (セッションチェア 石川慎一郎)
0930-0945 堀家利沙(神戸大学M)「日本人高校生と英語母語話者の統制英作文に見るgo+Xコロケーション:対照中間言語分析の観点から」
【概要】ICNALEの英語母語話者作文データと,同等のトピックで独自に収集した高校生英作文を比較し,高校生のgo+Xコロケーションの特徴を解明する。

0945-1000  佐々木恭子(神戸大学M)「高校生の英作文に見るbecause使用:頻度・文中位置の観点から」
【概要】JEFLL高校生英作文argumentativeデータとICNALE Written Essaysの母語話者データを用いて,日本人高校生と母語話者の意見表明作文でのbecause使用を量的・質的に比較し,形式に焦点を当てそれぞれの特徴を明らかにする。

1000-1015  中西淳(神戸大学D)「日本人英語学習者コーパスにおける前置詞誤用の記述的研究-at・in・onの基本前置詞に注目して-」
【概要】誤用情報の付与された学習者コーパスを用い,日本人英語学習者が誤用する前置詞at・in・onを調査する。

1015-1030  植田正暢(北九州市立大学)「意味クラスの情報を利用した二重目的語動詞の定量的分析の試み」
【概要】TBA

1030-1100 質疑応答

(休憩)

第2セッション 1110~1240 (セッションチェア 宮崎佳典)
1110-1125 石田麻衣子(神戸大学附属小/神戸大M)「小学生のための基本名詞コロケーションリスト作成手法の検討:ADJ/ N + schoolを例に」
【概要】小学校では様々な基本名詞を指導するが,多くは単語1語の提示のみにとどまり,そのコロケーションを示す機会はほとんどない。本研究は,小学校英語教育で扱う基本名詞について,主要なコロケーションパタンを網羅したリストを作成するという目的のもと,そのために必要となる手法を検討する。具体的には,COCAをはじめとする複数のコーパスを用い,「ADJ/N+school」の代表的なコロケーションパタンを特定し,教育的観点から評価を加える。

1125-1140 八野幸子(帝塚山学院大学)「理科との連携による教科等横断的視点を取り入れた英語教育のための語彙研究-植物に関する文脈に出現する語彙を中心に-」
【概要】2020年度より小学校教育においては新学習指導要領が完全実施となり、この学習指導要領においては、教科等横断的視点を取り入れた取り組みが推奨されている。
本発表では、理科との連携による小学校外国語活動・外国語科で利用可能な語彙について発表者編纂の植物コーパスを分析した結果について報告する。

1140-1155 横越梓(名古屋工業大学)「性格因子に基づく工学部学生の英語力についての一考察」
【概要】語学学習者の特徴と英語力の関連性について、性格因子に注目した量的な調査を行い検証する。

1155-1210 石川有香(名古屋工業大学)「工学論文のMove分析」
【概要】TBA

1210-1240 質疑応答

<昼休憩>

第3セッション 1320~1450 (セッションチェア 藤枝美穂)
1320-1335  安美彦(神戸大学M)「日本語における条件節:名詞+「と・たら・なら・ば」の使用実態の計量的解明」
【概要】日本語書き言葉による「名詞+条件節」の使用を計量的に調査し,現代日本語における条件節の具体的な使い分けを大規模コーパスを用いながら解明する。

1335-1350  鄧琪(神戸大学D)「外来語とその類義漢語の使い分け:「ストップ」と「停止」を例にしたコーパス調査」
【概要】本研究は「現代日本語書き言葉均衡コーパス」を用いて、使用頻度、年代、品詞性、共起語などの観点から、外来語「ストップ」とその類義漢語「停止」の使い分けを明らかにする。

1350-1405  中尾桂子(大妻女子大学短期大学部)「BCCWJにおける論述系レジスターの「だ。」」
【概要】論述系の文章の中の「~だ。」で終わる文の使用状況を確かめ,論述内の断定的表現について考察する。

1405-1420  石川慎一郎(神戸大学)「日本語絵描写作文課題における使用動詞を手掛かりとした発達の段階性および習熟度推定の可能性―I-JASのSW1課題データを使った検証―」
【概要】I-JASのSW1課題に出現した動詞を手掛かりとして,クラスター分析により,学習者の発達過程における段階の推定を行う。また,重回帰分析により,動詞頻度を手掛かりとした簡易な習熟度推定の可能性について検討する。

1420-1450 質疑応答

第4セッション 1500~1605 (セッションチェア 小山由紀江)
1500-1515  肖錦蓮(神戸大学D)「書き言葉と話し言葉の差を踏まえた日本語重要ヘッジの抽出と陳述緩和機能の再考」 
【概要】本研究では、書き言葉と話し言葉に共通して出現する高頻度のヘッジを抽出し、母語話者アンケートで得られたデータをもとに、ヘッジの陳述緩和性について再考する。

1515-1530 張晶鑫(神戸大学外国人特別研究員)「日本語の「の」と中国語の「的」の比較研究:『中日対訳コーパス』を用いた計量調査」
【概要】日本語の「の」と中国語の「的」は置き換えられる場合が多いが,置き換えられない場合はしばしば問題が生じる。本研究は『中日対訳コーパス』を用いて両者の対応関係を計量化することを目指す。

1530-1545  井上 聡(環太平洋大学)「大学教育で目指すべき「遠隔授業ならでは」とは?」
【概要】令和2年4月,大半の大学が遠隔授業への移行を迫られる中,Twitterで「遠隔授業は質が落ちるので学費を返金すべきだ」との声があがった。本研究では,学生アンケートで得られた記述コメントをもとに,対面授業との違いに基づいて,「オンライン授業ならでは」の性質について説明したい。

1545-1605 質疑応答

第5セッション 1615~1720 (セッションチェア 岩根久)
1615-1630 黄晨雯(大阪大学D)「中国ミステリー小説をめぐる計量的分析ー程小青と鬼馬星の作品を中心に―」
【概要】本研究では、中国20世紀以降の著名なミステリー作家である程小青と鬼馬星の作品を対象に主成分分析やトピックモデリング手法を適用し量的分析を行う。

1630-1645 福本広光(大阪大学D)「19世紀小説における分離不定詞の頻度および用法に関する一考察」
【概要】19世紀アメリカ小説のデータを基に、分離不定詞の頻度変化の要因について分析したうえで、ケーススタディとしてMark Twain作品に見受けられる分離不定詞の特徴・用法に関して量的考察を行う。

1645-1700 田畑智司(大阪大学)「マイクロトピック濃度を分析変数とする多変量アプローチ」
【概要】マイクロトピック濃度を分析変数とし,多変量アプローチを取ることによりテクストの言語変異に迫る

1700-1720 質疑応答

1720 閉会

1720~1800ごろ 交流会(breakoutで参加者間での自由歓談。希望者のみ参加)