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2020/08/25

2020.8.25 京都光華中学校・高等学校教員研修会

表記でアクティブラーニング導入にかかる講演を行いました。

講師:石川慎一郎(神戸大学)

(午前の部)講演:DAL を核にした新しい中高授業の創出

(午後の部)講話:DAL 授業を磨くヒント:~授業実践をふまえて~


当日は,Society 5.0につながる社会変容とその中で必要とされる新しい能力,また,新しい能力を育成する手段としての,思考創発型の「深い」アクティブラーニング(DAL)の重要性についてお話しました。講演後も熱心な質問があり,京都光華教育のさらなる展開と発展が期待されます。



一般に,「アクティブラーニング」というと,open-endな「自由に考えてみよう」式のものをイメージする方が多いのですが,実は,そうしたアプローチでは生徒の思考を深めることはなかなかむつかしくなります。むしろ,UbDの発想を組み込み,ゴールを明確に設定し,その達成を評価する手段を先に決めてから,アクティブラーニングのタスク設計(とくに問いの設計)を行うことが重要と言えるでしょう。


講演スライドより(※スライド中に引用した図版の典拠はこちら