表記でアクティブラーニング導入にかかる講演を行いました。
講師:石川慎一郎(神戸大学)
(午前の部)講演:DAL を核にした新しい中高授業の創出
(午後の部)講話:DAL 授業を磨くヒント:~授業実践をふまえて~
当日は,Society 5.0につながる社会変容とその中で必要とされる新しい能力,また,新しい能力を育成する手段としての,思考創発型の「深い」アクティブラーニング(DAL)の重要性についてお話しました。講演後も熱心な質問があり,京都光華教育のさらなる展開と発展が期待されます。
一般に,「アクティブラーニング」というと,open-endな「自由に考えてみよう」式のものをイメージする方が多いのですが,実は,そうしたアプローチでは生徒の思考を深めることはなかなかむつかしくなります。むしろ,UbDの発想を組み込み,ゴールを明確に設定し,その達成を評価する手段を先に決めてから,アクティブラーニングのタスク設計(とくに問いの設計)を行うことが重要と言えるでしょう。
講演スライドより(※スライド中に引用した図版の典拠はこちら)