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2018/10/25

2018.10.25 兵庫県立長田高等学校人文数理探究類型講演会

表記にお伺いし,1年生の皆さんに,これから行う「探究活動」の在り方や,良い研究の進め方について講演を行いました。

演題:「私たちの社会と研究:誰のため,何のための研究なのか」


当日は,研究の社会的意義をきちんと定義することや,自分自身の関心を社会的問題と接合することの重要性を指摘しました。

長田高校のすぐ近くで生まれ,23歳までそこに住んでいた私にとって,講演で長田高校に行くのは,いつも,ちょっとした感傷旅行でもあります。子供の時によく遊んだ公園,小学校時代によく行った店,昔の友達の家,そして高校時代に走り回ったグランド・・・・そうしたものをずいぶん時間がたって再度目にしながら,自分のルーツを再確認している気分になります。

なお,今回,高校へ向かう道すがら,長田神社に立ち寄り,長田神社が「メガネ」を祭っていることに初めて気付きました。



眼鏡をかけることで,「わが眼鏡に曇りはない」「わが眼鏡に間違いはない」と言い得るような境地に達したいものだ,ということだそうです。なるほど。しかし,上の彫刻はちょっとシュールです。