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2025/03/26

2025.3.26 甲南女子中高スプリングセミナーで講演

神戸六甲アイランドオルビスホールで開催された表記の行事で、探究学修の入門講演を行いました。新高1生が対象ということでしたので、中学とは違う新しい高校生の学びを一足早く体験してもらうため、英語での講演にしました。みなさん、最後までしっかり聞いていただき、彼女たちのこれからの成長が楽しみです。


講演会場(匿名加工済み)

 

講演会後、少し歩いて、小磯良平記念館を訪問しました。以前から行きたいと思っていた施設ですがようやく実現しました。当時のまま残された小磯のアトリエは、それ自体が絵のモチーフのようです。

小磯のアトリエ

アトリエ全体

部屋の内外に塗られたペールグリーンは小磯のお気に入りの色だったということです。そういえば、昔の小中にはこういう色の塗装多かったなあと。。。(理科室とか)



2025/03/25

2025.3.25 神戸大国際文化学研究科博士修了式・修士修了式に列席

1400~博士修了式が行われました。

ゼミ生の陳迪さんを含め、外国語教育コンテンツ論からは3名の新博士が誕生しました。


中村博士、岡本博士、石川、陳博士!

梅屋研究科長の祝辞で、大学というのは学問の贈与の連鎖の場とみなせるというお話がありました。私自身、大学講師の仕事をしながら31歳で博士に入りなおし、指導教員の丁寧なご指導を得て学位をいただきました。あの頃、自分の恩師からいただいた学恩を次の世代にお返ししているのだと思うと、研究科長のお話は非常に胸に残るものでした。


1500~は修士と学士の修了式です。私はこちらの行事にではこれまで一度も出たことがなかったのですが、今回は、かかわっている大学院の「日本語教師養成サブコース」の修了証書を研究科長に授与していただくことになり、同席させていただきました。晴れ着の学部生が多く、いつもは地味な教室が一気に華やいだ感があります。


国際人間/国際文化 学士・修士修了式

卒業生、修了生のみなさん、これからもお元気で!




2025/03/22

2025.3.22 文部科学省日本語教師養成・研修推進拠点整備事業シンポで報告

文部科学省日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック)第1回シンポジウムを主宰し、事業報告を行いました。当日は、130名の参加があり盛会で、近畿の元気さを全国に発信できたのではと思います。


事業ウェブサイトより https://language.sakura.ne.jp/kjlpt/event.html

 

ブロック事業報告 ギアをどうあげていくか?

2025/03/19

2025.3.19 兵庫県立加古川東高校探究最終発表会で講評

表記を視察し、講評を述べました。加古川東(国際理数)は、全員、英語で最終発表を行います。同校は、本格的なサイエンス研究を主軸としていますが、研究面だけでなく、英語もすばらしく、クオリティの高いプレゼンに感銘を受けました。

今回の会場は、新設された同窓会館で、同窓生の寄付によるという立派な施設にも驚きました。

発表会の開催案内

出典:加古川経済新聞 https://kakogawa.keizai.biz/headline/2854/



同窓会館の美しい内装






 

2025/03/17

2025.3.17 兵庫県立明石南高校で講演

表記で、生徒さん向けに探究学修の講演を行いました。


総合学科である明南は「Self Design」をモットーに掲げておられます。

同校ウェブサイトより



 

2025/03/15

2025.3.15 中国語話者のための日本語教育研究会・東京外大望月教授最終講義に出席

東洋大学で開かれた学会と、東京外語大で開かれた望月教授最終講義に参加しました。


学会ウェブサイトより


望月教授最終講義



 

2025/03/08

2025.3.8 ゼミ生のロータリー卒業式に列席

表記に参加しました。

ゼミ生の陳迪氏を長く物心両面でお支えくださったロータリアンの皆様に、指導教員として、感謝の言葉を述べる機会が得られました。 

ロータリー米山奨学生修了式での陳迪氏のスピーチ


2025/03/02

2025.3.2-8 華東師範大院で集中講義(中国湖北省武漢)

武漢に1週間滞在し、大学院生向けのコーパス言語学の集中講義と、2回の講演会を実施しました。2年前の北京外大に続いての中国での集中講義。コーパスに関心を持つ多くの研究者や学生と知り合い、実り多い1週間でした。

今回の集中講義の実現には、石川ゼミOGで、現在は湖北大学副教授を務める張晶鑫先生のご尽力がありました。研究の交流が卒業後も長く続いていることに改めて深く感謝します。


講演会ポスター(中国でもよく読まれている拙著の表紙がデザインされている)


講演会 日本語教育系教員・院生対象

講演会 英語教育系教員・院生対象

英語系スタッフとの意見交換会

教室風景


張晶鑫副教授ご夫妻と

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大学ウェブサイトより







2025/03/01

2025.3.1 JACET関西支部大会・役員会に出席

近畿大学で開催された表記イベントに参加しました。

JACET関西支部の報告ページ


共同研究でもお世話になったTom Garry先生の講演では、先生の半生が語られ、興味深く聞きました。Judy Noguchi先生の講演も、学びが多いものでした。


会場になったのは近畿大学。20代のころに非常勤で数年通っていた懐かしいキャンパスにほぼ30年ぶりの再訪です。駅前商店街はどうせこぎれいになっているだろうな、と思って電車をおりましたが、想像以上に昔と同じで、逆に新鮮でした。一方、学内はどのビルも改装されており、ぴかぴかです。


学生街らしさが残る駅前


 

2025/02/20

2025.2.20 神戸大同僚教員の最終講義に出席

学生時代からお世話になっていた二名の先輩教員の最終講義に出席しました。




今年度は多くの最終講義に出させていただきました。この年になってくると、近い将来、自分がこの場に立った時を考えます・・・ 笑いでいくか、まじめでいくか、感動系でいくか、いろいろなスタイルがあるのだなと学びつつ。


 

2025.2.20 東洋大学ビジネス日本語講座で講演

オンラインで海外の参加者を対象に表記の講演を行いました。




このテーマでは過去に何度か講演をしていますが、生成Ai関係の話題は半年で一変していたので、今回、内容の大幅なアップデートを行いました。しかし、AIの翻訳の精度は非常にあがっており、人間の翻訳者は代替されないスキルを身に着ける必要があるでしょう。自戒を込めて。
 

2025/02/19

2025.2.19 甲南女子中高教員研修会で講話

探究型教育の充実を目指しておられる甲南女子中高において、授業を視察し、講話を行いました。


学校までの階段

講演スライド


社会の授業(少子化)にパフォーマンス課題を取り入れる提案


なお、この日はとても寒い日で、前日(2/18)には京都に積雪がありました。。ひさしぶり。

京都駅前 まっしろ。






 

2025/02/17

2025.2.17 文化審議会言語資源小委員会最終会議

表記の総括会議に出席しました(@文科省)。


最終報告書(案)

1年間の審議で、言語資源の意義と、その体系的整備の必要性について、一定のインパクトある提言がまとまったのではないかと思います。ぶあつい報告書案を見ながら、ある種の感慨を持ちました。コーパス言語学者の一人として、国の方向性にかかわる重要な審議に参画できたことうれしく思います。

文科省に定期的に通うのもこれが最後かなと思い、空き時間に、神戸大の東京オフィスにもあいさつに行ってきました。帝劇にオフィスがあったころに一度行ったことがありましたが、それから10年以上たって、新オフィスに初上陸です。

有楽町のすぐ前にある神戸大東京オフィス



 

2025/02/15

2025.2.15 「関西こどもの日本語支援ネットワーク」キックアップシンポで基調講演を行いました

表記で基調講演を行いました。


イベントのちらし


当日は、外国ルーツの児童生徒の日本語支援に、コーパス言語学がどう貢献できるかについてお話させていただきました。


講演スライド

当日の会場の様子

(匿名加工済み)





 

2025/02/14

2025.2.14 日本語教育ネットワーク(@大阪)で講演

表記で講演を行いました。当日は、神戸大の「日本語教師養成課程」が過去4年間どのように改革を進め、最終的に、登録日本語教員養成機関に登録されるに至ったかといったお話をさせていただきました。


講演スライドより


改革をふりかえって


神戸大は、登録日本語教員養成機関に申請するにあたり、カリキュラムの整理と合理化を行いました。これにより、カリキュラムの整合性が飛躍的に高まりましたが、一方で、大学院らしい自由さは棄損されたようにも見えます。各種のカリキュラム改革に共通する悩ましい問題です。
 

2025/02/13

2025.2.13 国際交流基金関西国際センターで協定調印式

神戸大学国際文化学研究科と関西国際センターの間に連携協定が結ばれ、調停式に、本学研究科長のお供で参加しました。


本学ニュースリリースより


同センターの山﨑副センター長には、協定締結まで大変お世話になりました。ありがとうございます。今後、本学の日本語教師養成課程の外部評価などで、関西国際センターのご指導を得つつ、共同研究の可能性を探っていきたいと存じます。


 

2025/02/10

2025.2.10 日本語教育大会・拠点事業全国協議会に出席

文科省講堂で開催された表記イベントに参加。



是川夕先生の基調講演「拡大する国際人口移動と多様化する日本

語教育の役割」は、関係者必聴!というものでした。

講演資料はこちら 

日本語能力が、就労制度に直接組み込まれており、日本語教師のニーズの増大につながりそうです。


午後は、近畿ブロック拠点事業の代表者として事業紹介を行いました。



文科省のビデオより。

ブロック事業の報告


2025/02/07

2025.2.7 兵庫県立姫路西高校探究発表会に参加・講評

昨年度に引き続いてお招きをいただき、上記に参加し、生徒さんの発表を聴講しました。姫路西の発表会は、ロジスティックが非常に洗練されています。まず、午前は、大きな空間で、一般生徒さんのポスター発表と、プレゼン発表(国際理数科)をパラレルで開催し、観客は好きなものを選んで聞きます。午後は、大ホールでの選抜生徒発表。普通科と特別学科それぞれの代表生徒を選んでいるのも、全校を巻き込むうえで、とても良い工夫だと思います。

 

全体発表 ポスター発表風景(匿名加工済)

全体発表 プレゼン発表風景(匿名加工済)

ホール発表



今回、ホールから外を見ていて、すぐ近くに御座候の工場を発見。お昼休みに、早速行ってきました。

焼きたて。

イベント終了後は、姫路市立博物館を初めて訪問。阪神大震災関連の展示物の中に、むかし、神戸大の教養部時代に教わった先生の御顔を見つけました。なつかしい! 先生お元気かなあ。



生物学を習った讃岐田先生。そっくりだった。。。の






2025/02/06

2025.2.6 兵庫県立長田高校で講演

表記の学校で、これから探究を始める1年生の皆さんに講演を行いました。


講演スライドより。


会場は同校のアストラホール。ちょうど写真に見える弧の形の部分です。


美しいデザインの建築ですが、暖房がなく、講師も生徒も震えながらの50分でした。現在の兵庫県政は若者への投資に熱心と聞きます。高校の講堂やホールへの冷暖房は、何とか実現してあげてほしいところですね。(ただ、いろいろな学校を回っていると、すでに完備されているところもあり、こうした設備の差がどこから来るかは謎です)。


 同校のグランド。


外から見ていると、つい走り出したくなります。。。