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2021/12/04

2021.12.4 Asia TEFLで発表

Asia TEFL 2021はインドのホストで開催。 ICNALEのrating data分析について報告。


演題:Linguistic Features of "good" essays and "not so good essays"


「良い作文」の特性抽出の例


●参加メモ

コロナ禍の影響はあったとはいえ,今回のAsiaTEFLは,CFPの段階以来,トラブルの絶えない学会だった。

まず,発表申し込みの受付システムの問題で,発表者とタイトルが紐づけできないケースが多発。最後は,タイトルのみウェブに浮かべて,「これが私のものだと思えば連絡せよ」という告知が出るに至る。

また,会費の支払いシステムも問題が多発。会費の支払い証明をアップロードするところでシステムにはねられる事例が多く起こる。

その後,発表ビデオを事前に指定先に送ることになるが,上記同様,アップロードシステムの問題で,アップロードできない事例が多発。

上記の影響か,本来事前に公開されるはずの発表ビデオのリンクはついに最後まで参加者に公開されず,オンライン会議の正規の時間にその場で再生されることに。

また,再生は運営委員会管轄となったが,時間の管理が甘く,人によっていきなり2倍速で再生されたり,とかなり混乱が起こる。質疑の時間は(急遽当日の告知で)数人まとめて一括方式になったため,そこに発表者がおらず,結局質疑カットという事例も。。。

あわせて,これも開会前に配られるはずのアブストブックの編集が間に合わず,大会が終わってからオンラインで刊行された・・・


対面の場合,現地の感動や,人とのふれあいなど,リアルな体験のインパクトが大きいので,大会運用上の小さなミスがあっても全体的な参加者の満足感は高まりやすいが,オンライン学会だと,大会の中身(発表・質疑・講演)だけでシビアに評価されることになるので,運営側の責任はより大きくなる。いくつかのオンライン学会に関わってきた身として,他山の石としたい。