第2回研究会 学習者コーパス分析Ⅱ:音声認識から談話標識まで
日時:2021年12月19日(日) 12:00~16:50
形式:ZOOM会議による開催
【研究発表】
・AIによるトルコ語のテキスト読み上げと自由会話の音声認識―トルコ語母語話者と日本語母語話者の場合―
梅野毅(東京外国語大学)、川口裕司(東京外国語大学)
・ L2日本語のアクセント産出に影響を与える要因の検討
布村猛(山梨大学)、阿部新(東京外国語大学)、川口裕司(東京外国語大学)
・フランス語学習者と母語話者の話し言葉-コロケーションのケーススタディ
バルカ・コランタン(東京外国語大学博士後期課程)、ドゥテ・シルヴァン(早稲田大学)、川口裕司(東京外国語大学)
・フランス語における談話標識 « bon » と « ben » - 地域・用法・個人の差異に着目して -
清宮貴雅(東京外国語大学博士後期課程)、大河原香穂(東京外国語大学博士後期課程)、川口裕司(東京外国語大学)
・日本語を母語とするフランス語学習者の[i]の前の[t], [s], [ʃ]の発音
伊藤玲子(東京外国語大学博士後期課程)、川口裕司(東京外国語大学)
【講演】
中間言語の視点からみるTUFS-KANDA英語モジュール「アジア英語版」の特殊性
矢頭 典枝(神田外語大学)
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主たる関心対象言語は異なるものの,学習者コーパスの分析手法や問題へのアプローチには共通する問題が多く,大変勉強になる1日であった。アクセントを含めた音声面の研究は,ICNALEではほとんどできていないので,このあたり,詳しい人に入ってもらってデータの活用の幅を広げる必要性を感じた。