学習者コーパス(I-JAS)研究会(2021/10/23)
■ 日時:10月23日(土)10:00~12:00(日本時間)
■ 発表内容
1)佐々木藍子(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(配置校:横浜国立大学))
「日本語を第二言語とする学習者の接続助詞「から」の接続形式の発達過程―発達過程で見られる非規範的な使用の要因―」
2)大神智春(九州大学留学生センター)
「日本語学習者による多義語コロケーションの習得」
どちらも勉強になる発表でした。また,終了後の茶話会も盛り上がりました。石川からの問題提起。(最近私が考えていることです)
・たとえばN4やN3の学習者の中間言語というものは措定できるか?
・中間言語は習得の極致の姿か否か?
・欧州の学習者コーパス研究が(建前としては)初級データを見ないことをどう考えるか?
・Chomskyモデルをどこまで前提として習得を考えるのか?