下記で発表しました。
2020.03.27 名古屋工業大学石川有香科研公開シンポジウム
ジェンダーと英語教育 Gender and English Education
日時 2020年3月27日(金)10時30分ー16時30分(9時―10時は非公開)
場所 京都キャンパスプラザ2階第1会議室
プログラム
<第1部:科研グループ成果報告>
10:30-11:10
石川有香 名古屋工業大学教授
「日本の英語教科書に見る女性表象―男女共同参画社会を目指した英語教材のあり方」11:20-11:50
原隆幸 鹿児島大学准教授
「中国の教科書に見られる性の平等性―中学校の英語教科書を中心に―」
12:00-12:30
相川真佐夫 京都外国語短期大学教授
「台湾の中学校英語教科書にみられるジェンダー表象の実態調査―挿絵・写真におけるイメージを通して―」
<第2部:英語教育の観点から考えるジェンダー>
13:30-14:00
江利川春雄 和歌山大学教授
14:10-14:40
石川慎一郎 神戸大学教授
「日本人英語学習者のロールプレイ発話に見る性差ー計量分析の視点からー」
<第3部:周辺分野(心理学・メディア研究)から考えるジェンダー>
14:50-15:20
矢野円郁 神戸女学院大学准教授
「教育現場におけるジェンダー・ステレオタイプ―再生産を防止するために―」
15:30-16:00
小林直美 愛知工科大学准教授
「リオオリンピックニュースにおけるジェンダー―内容分析によるジェンダー・バイアスの解明に向けて―」
<第4部:本研究への提言>
16:00-16:30 ディスカッション
16:30 閉会
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新型コロナ肺炎の影響もあり,事前予約制のごく少人数の研究会となりましたが,個々の発表の後には質の高い活発な議論が行われ,非常に充実した研究会でした。研究者にとって,ほかの研究者と出会い,最新の研究の話を聞き,意見を交わすことは,自分の研究を進展させる上で不可欠です。そうした意味で,一定規模の研究会や学会がことごとくキャンセルされている昨今はなんともつらい状況です。