統計数理研究所共同研究プログラムに基づく表記のイベントをオンラインで開催しました。これは1年間の共同研究の成果発表となります。当日は海外含めて約30名の参加がありました。また,平素よりご指導していただいている統計数理研究所の前田忠彦先生にもご臨席をいただき,ご講話をたまわることができました。ご参会の皆様,ありがとうございます。
発表リスト
飯島真之(広島大・学生) 「コーパスを活用した英語副詞シノニムの研究:clearlyとobviously」
廉沢奇(れん・たっき)(神戸大院・学生)「話し言葉10種の言語データのコーパス調査をふまえた 日本語学習者のためのABAB型基本口語オノマトペの選定」
陳迪(ちん・てき)(神戸大院・学生)「書き言葉・話し言葉を含む72変種のコーパスデータの調査に基づく「重要漢語動名詞200」の抽出の試み」
陳玲(ちん・れい)(神戸大院・学生)「日本語縦断学習者コーパス「B-JAS」のストーリーライティングタスクに見る中国人日本語学習者の語彙習得過程:使用語彙の量・多様性・難度・品詞・特徴語の計量的分析」
肖錦蓮(しょう・きんれん)(神戸大院・学生)「I-JASの対話課題における中国人日本語学習者のヘッジ使用と習熟度の関係」
鄧琪(とう・き)(神戸大院・学生)「現代日本語における漢語副詞の仮名表記問題に対する一考察:『現代日本語書き言葉均衡コーパス』を用いた計量的調査」
友永達也(神戸大附属小)「小学生による成功した「話し合い」の特徴―自己評価・学力・学習態度・発話データに基づく統合的分析―」
中尾桂子(大妻女子短大)「音素に基づく文体的性差判別:会話文,日記などから」
石川慎一郎(神戸大)「経年的日本語小説コーパス「6121JFIC」の開発と公開-日本語時系列分析の新しいリソースとして-」
森下裕三(環太平洋大)「分布意味論から読み解く英語における経路動詞の性質」