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2019/11/30

2019.11.30 中国語話者のための日本語教育研究会@埼玉大 参加

中国語話者のための日本語教育研究会 第46回研究会
日時 2019年11月30日(土)14:00~17:20
会場 埼玉大学 教養学部棟 22番教室

聴講した発表

14:00~14:35 劉 璐瑶(埼玉大学大学院生)
「I-JAS コーパスにおける中国人日本語学習者の一人称代名詞の使用について
―会話における「ワタシは」の過剰使用を中心に―」

14:35~15:10 鈴木 靖代(国立国語研究所)
「中国語話者の限定を表す場面における限定副詞「ただ」の過剰使用に関する縦断的分析―とりたて詞「だけ」「しか」の使用傾向との比較から―」

15:10~15:45 高 琳(神戸大学大学院生)
「中国人日本語学習者の「慰め」行為の使用実態について
―日中母語話者も含めた質問紙調査の結果から―」

16:05~16:40 牛尾 佳子(今治明徳短期大学)
「中国語母語話者の副詞に関する使用傾向-YNU書き言葉コーパスを活用して-」

★どれも興味深い発表でした。この研究会は,院生さんの発表が多いので,研究手法や研究設問に関して最近の研究のトレンドがよくわかり,有益です。

★学会で全国の大学に行っていますが,埼玉大に来たのは初めてでした。正門前のロータリーに設置されたオブジェが印象に残ります。このオブジェは,「埼玉大学の学生が、この「地」から「社会」に飛翔していく様を表」すのだそうです(参考)。