表記で小学校英語の授業を視察し,研究講話を行いました。
わたしは,授業づくりでは,「MARCH」の理念を提唱しています。
Motivation:その活動に児童・生徒の側の必然的な動機はあるか?
Activity:勝敗・成否のはっきりした明確な活動が用意されているか?
Reality:児童・生徒のリアルに接合しているか?
Cooperation:協働の学びがあるか?
Communication:双方向のコミュニケーションが用意されているか?
Higher-order Thought:深い学びにつながる高次思考が起こっているか?
この観点で振り返ると,授業の良し悪しや改善のポイントが可視化されます。今回の授業は,小6生に,中学入学後の夢を英語で発表させるという内容でした。良く工夫された素晴らしい授業でしたが,MARCHにかけると,たとえば以下のような点について,さらなる改善の可能性もありそうです。
授業改善では,個別的なアドバイスが主になりがちですが,自分自身で授業改革ができるmindsetを作ることがより大切だと痛感しています。