授業を視察し,指導講話を行いました。
北海道の農業生産特性を扱った社会の授業と,電流回路実験を行った理科の授業の2つを見ましたが,それぞれ工夫された良い授業でした。
実験風景
しかし,真の意味でのアクティブラーニング(いわゆるDAL: Deep active learning)にするためには,タスクが子どものリアルと接合されており,タスクに一定の難度があり,かつ,タスクが「大きな問い」に結び付けられていることが重要です。簡単すぎるタスクや,当たり前の(教科書に答えが書いている)問いであると,子ども達は,自分の頭を使って考えず,機械的に作業をこなすだけになってしまいます。このあたりが課題と言えるでしょう。