附属小では,幼小で連携して育成する能力を以下の3つに整理しています。
A 固有的資質・能力≒教科的な能力ごとに固有の知識・技能
B 社会的資質・能力≒意欲・態度・関心,学びに向かう力
C 汎用的資質・能力≒思考力,キーコンピテンシー
その上で,個々について2歳~12歳までの主要な変化のパタンを書き出し,「めざす子どもの姿」としてまとめています。
「めざす子どもの姿」(1.31版)の一例
ふだんの「子どもの事実」の観察の積み上げからこうした一覧表を作成されたことは幼小教育への大きな貢献と言えるでしょう。いっぽうで,一覧表を作ることを超えて,どう具体的な指導改善につなげていくかが今後の課題と思われます。外部委員からもこの点へのご指摘がありました。6月の最終発表会が楽しみです。