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2018/06/21

2018.6.21 兵庫県立長田高等学校探究プロジェクトにかかる意見交換

兵庫県立長田高校の事業責任者の先生が大学に来室され,来月に予定されている発表会の審査基準・運営・生徒指導についてディスカッションを行いました。

審査基準に関しては,英語プレゼンであっても,基本的には探究活動に基づく研究プレゼンであることから,内容面の比重を大きくし,以下のような配分が良いのではないかと提案しました。

高校生の探究活動に基づく英語プレゼンに対する審査配点の一例

(研究面:50点)
A社会的な意義がある
B独創性や新奇性がある
C狙いと手法が整合している
D全体が論理的に構成されている
E得られた結果が一定の学術的水準にある

(発表面:50点)
A聴衆の注意を惹きつける工夫がある
B自分のやっていることをわかりやすく理論的に説明できている
C世界の多様な人々にとって理解しやすい国際英語(ELF)で伝達できている
D発表を効果的に補うスライドが作成されている
E質疑応答において適切な受け答えがなされている


要は英語より内容,ここがクリアになっていると,話す側も聞く側も,ピントが正しくあってくるでしょう。