【研究会の詳細】
●開催日:9月28日(水)
●時 間:10:00~12:00
●場 所:国語研2階 211-14
●発表
「学習者の絵描写タスクにみられる存在表現」
細井陽子(国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員)
「学習者の絵描写タスクにみられる存在表現」
細井陽子(国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員)
「学習者の対話に見られる接続助詞『から』の習得過程」
佐々木藍子(国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員)
※いずれも興味深い発表でした。個人的には,一般論として,小規模データを扱う際の手法について考えさせられました。小規模データであっても,たいていは,所定の統計的手続きにかけることができるのですが,常にそうすべきかどうかは悩ましいポイントです。たとえば,chi^2のように,「期待値が5未満とならない」という最低条件をクリアすれば,常に仮説検定デザインで議論を進めるべきなのか,あるいは,ざくっと1桁程度のデータであれば質的分析に切り替えるべきなのか,なかなか見極めが難しいところです。