スペインのグラナダ大学のホストによって継続的に実施されている表記学会で研究発表を行いました。
Shin Ishikawa (Kobe Univ.)
L2 English Learners’ Gesture Use in a Picture Description Task: A Study Based on the ICNALE Spoken Dialogue
開会式(※画像加工処理済み)
発表
分析結果の一部
発表後の質疑では,「文化の影響」について指摘がありました。これは非常に鋭い指摘で,結局,何らかの差が出た場合に,L1の影響なのか,社会制度(教育制度)の影響なのか,文化や価値観の影響なのかは簡単には結論できず,この点が学習者コーパス研究をサイエンスにしていく上で,分野全体で考えていくべき課題と言えそうです。私見では,とくにアジアの場合,L1 transferは限定的で,culture turansferのほうが大きく影響しているという感触を得ています。
セッション後の質疑応答(※画像加工済み)