西大和学園を訪問し,同校SGH生徒の皆さんの発表をうかがい,その後,運営指導委員会に出席しました。
西大和のSGHでは,インドやカンボジアなどへの研修旅行体験をふまえ,現地の問題を解決するための具体的な提案プランニングを行うことが目指されています。
生徒の皆さんは,日本企業の持つ様々な技術(たとえば,水を浄化する薬品,アスファルトの穴を簡単に埋められるパッチなど)を用いて現地の問題の解決を提案していました。研修で知った問題点の解決に自分なりに貢献したいという熱い気持ちが伝わる良い発表が多かったように思います。
ただ,一般論ですが,この手の発表では,扱う問題が大きくなりがちで,それをどう細分化し,自分たちの力量,つまりは自分たちの「リアル」と接合するかが課題になります。challengingな課題と向き合う生徒さんのますますの研鑽に期待したいです。
参考
日本ポリグルの水質浄化剤(汚れを凝集させてフロックを形成し,沈殿させて水を浄化します)
http://www.poly-glu.com/product_information/index1.htm