表記で高校生向けに講演を行いました。
例年と同様、2コマ連続で、1コマ目が理系研究と英語についての講演、2コマ目が校内の優秀発表会に臨む生徒さんの作品の講評と修正提案です。
1H目の講演スライドより
2H目の優秀生徒発表への講評(こういうスライドを冒頭に足しては?という提案)
後半では、「地震予知に役だつ**法でデータを調べてみた」というグループのプレゼンに対し、「地震予知は不可能だと言われる。しかし、新しい手法もいろいろ提案されている。たとえば**だ。しかしその有効性はまだ不明。そこで本研究では・・・」というストーリーをかぶせることを提案。良い研究も、文脈がないと伝わらないことに気づいていただければうれしいですね。
生徒自身はそのテーマで1年間やっており、すべてが自分には自明です。しかし聞く人は生まれて初めてその話を聞くわけです。この当たり前のことに対してどれだけ想像力を働かせうるかが良いリサーチプレゼンのカギと言えそうです。